格安SIM初心者にもわかりやすく解説!

格安SIM初心者にもわかりやすく解説!

大手キャリアから乗り換えを考えている、格安SIM初心者の皆さん!格安SIMについて少し調べてみたけれど、難しい言葉がいろいろ出てきて、挫折していませんか?

最近テレビCMや電車の中吊り広告などでよく見かける格安SIM・格安スマホ。”格安”という名のとおり、毎月のスマホ代が格安になるんです。しかも格安SIMは大手キャリアスマホとほとんど変わらない使い心地。

「じゃあどうして安いの?」「そもそも格安SIMって何?」「デメリットはないの?」など、格安SIM初心者には疑問がたくさん。

そこでこの記事では、初心者にもとことんわかりやすく格安SIMを解説し、おすすめのサービスや、デメリットを解消する対処法などを紹介していきますね。

格安SIMとは?MVNOって何?知っておきたい4つのワードを解説

「格安SIMについて調べはじめたけれど、難しい言葉がいろいろと出てきて挫折してしまった」という声をよく耳にします。

でも格安SIM初心者に、ぜひ知っておいてほしいキーワードは4つだけ。

  • 格安SIM
  • MVNO
  • SIMロック
  • SIMフリー

あとの難しい言葉はさておき、まずはこの4つのキーワードを覚えておけば格安SIMをもっと理解できますよ。

「格安SIM」とは格安で使えるSIMカードのこと

格安SIMとは、スマホのデータ通信や通話を格安で利用できるSIMカードのことです。

SIMカードのICチップには、電話番号やSMS(ショートメッセージサービス)の情報が記録されてます。このSIMカードをスマホ端末に挿入することで通話や通信をすることができるようになるのです。

格安SIMや大手キャリアに関係なく、スマホには必ずSIMカードが入っています。

SIMカードの説明

もっと詳しく知りたい方は「格安SIMとは?わかりやすく解説」の記事をご覧ください。

「MVNO」とは格安SIMを扱っている会社のこと

格安SIMを調べていると頻繁に出てくる言葉、MVNO。聞きなれないワードですが、覚えておきましょう。

MVNOとは、格安SIMを扱っている利用料金の安い”携帯会社”のことで、ドコモやauなどの大手キャリアから電波を借り通信サービスを提供しています。

MVNOの仕組み解説イラスト

そのためアンテナや回線の保守費用がかからず、設備投資も少なく済みます。また店舗を持たないMVNOも多く人件費やテナント料を抑えるなど、さまざまな面でコストカットをすることで、ユーザーに安い料金でサービスを提供しています。

MVNOについては「MVNOとは?仕組みとメリット・デメリット」の記事で詳しく説明しています。

「SIMロック」とは?大手キャリアスマホにはロックがかかっています

SIMロックとは、大手キャリア3社が販売したスマホにかかっている、他社のSIMカードが使用できないように制限する仕組みを指します。購入した時点ですでにSIMロックがかけられていますが、一定の条件を満たせば解除することも可能です。

SIMロック解除の主な条件
  • SIMロック解除対応機種であること
  • 機種購入から6ヶ月が過ぎていること
  • 故障や水濡れがないこと
  • ネットワーク制限がかかっていないこと

スマホのSIMロックを解除することで、他社のSIMカードでも利用できるようになります。

ただしSIMロック解除ができない機種もあります。iPhoneの場合、iPhone6s以降がSIMロック解除対応機種です。それ以前の機種については、SIMロック解除はできません。

SIMロックを解除すれば、どのMVNOでも利用できるようになりますが、SIMロック解除しなくても利用可能なケースがあります。

それはMVNOがレンタルしているキャリア回線と、使用するキャリア端末が同じキャリアという場合。

例えばドコモの回線を利用している楽天モバイルならドコモで販売されたスマホを、auの回線を利用しているUQモバイルならauのスマホを、SIMロック解除せずに使用可能なんですよ。

SIMロック解除なしでそのまま使えるMVNO例
ドコモ 楽天モバイルmineoLINEモバイルnuroモバイルBIGLOBEモバイルIIJmioOCNモバイルONEなど多数
au mineoUQモバイルIIJmioBIGLOBEモバイル
ソフトバンク U-mobile、b-mobile

SIMロックやSIMロック解除については「SIMロック解除とは?SIMロック解除義務化でiPhoneも対応」で詳しく説明しています。

SIMロック解除は店舗だけでなく、自分でも簡単に解除することができます。自分でやれば手数料がかかりませんので、一度見てみてくださいね。

「SIMフリー」とはSIMロックのかかっていないスマホ端末のこと

Apple Storeや家電量販店のスマホ売り場で「SIMフリー端末」という表記を見たことのある人もいるのではないでしょうか。

SIMフリーとは、SIMロック解除された状態またはSIMロックが始めからかかっていないスマホ端末のことです。周波数帯が対応していれば、どの携帯会社のSIMカードでも自由に利用できます。

つまりSIMフリー端末(SIMフリースマホ)なら、大手キャリアのSIMカードでもMVNOのSIMカードでも、挿入して利用することが可能です。

ただしSIMフリー端末に、大手キャリアのSIMカードを挿入するメリットは特にありません。せっかくSIMフリー端末を利用するなら、毎月の携帯代が安くなるMVNOの格安SIMを入れるほうがおすすめです。

SIMフリー端末については「SIMフリーとは?仕組みとメリットを解説」の記事で詳しく説明しています。

格安SIMを調べていると聞きなれない言葉がたくさん出てきているけれど、まずはこの4つのキーワードを覚えておけば大丈夫!だんだんわかるようになるよ。

格安SIMの選び方!あなたに合ったオススメをわかりやすく解説

皆さんは大手キャリアの契約内容をどのように決めましたか?あまり深くは考えず、店舗スタッフの言うがままに契約してしまったという人も多いのではないでしょうか?

格安SIMは、自分に必要なものを選んで契約します。しかし自分に必要なものとはどんなものなのかを見つけるのは難しいですよね。

ここからは、格安SIMを選ぶコツを紹介していきます。

まずはSIMカードの種類を選ぶ!SIMカードは大きくわけて3種類

格安SIMには大きく分けて3種類のSIMカードがあります。

  • データ通信SIM(SMSなし)
  • データ通信SIM(SMSあり)
  • データ通信+音声通話SIM

SMSとはショートメッセージサービスの略称で、メールアドレスではなく、電話番号のみで短文のメッセージがやりとりできるサービス。

大手キャリアの契約にはこのSMS機能は付いていました。「あまり使わないからSMSは必要ない」と思う人もいるかと思いますが、実はこのSMS、LINEなどのSNSの認証をする際に必要なんです。

SNSを利用する人は、必ず「SMSあり」のSIMカードを選んでください。

データ通信専用SIMでも、050通話アプリやLINEやカカオトークなど無料通話アプリを利用すれば、電話番号がなくてもアプリ同士で通話をすることも可能です。090や080といった電話番号でなくてもいいという人は、データ通信SIMでもいいかもしれません。

もちろん、今まで利用していた090や080などの電話番号をそのまま引き継いで、格安SIMで通話することもできます。

090や080といった電話番号が必要な人は「データ通信+音声通話SIM」を選んでくださいね。なお「データ通信+音声通話SIM」にはSMSがついています。

電話番号を引き継ぐ方法はとても簡単です。「MNPで格安SIMに電話番号を引き継ぐ方法」で確認してください。

データ容量はどれくらい必要?支払明細で自分に必要な容量をチェック

SIMカードの種類を選んだら、次はデータ容量を決めます。

皆さんはスマホをどのように利用しますか?LINEやTwitterなどのSNSしかしないという人、ネットやゲームをそこそこする人、動画をたくさん見る人、テザリングなどで大容量必要な人・・・人それぞれいろいろな使い方をしていますよね。

毎月自分がどれくらいのデータ容量を使用しているかは、支払い明細などで確認することができます。自分の必要なデータ容量を把握してからデータ容量を選びましょう。

ところで、今までに速度制限がかかってしまった人はいますか?大手キャリアでも速度制限がかかるところもありますが、MVNOにもあります。

この速度制限とは、直近3日間のデータ利用量や1ヶ月のデータ利用量を、規定よりも使いすぎたために一定期間通信速度が落とされることです。速度制限がかかると、ほとんどネットなどを利用できなくなりますので注意してください。

速度制限と言われても、なんだかよくわからないという人は、「格安SIMの速度制限を徹底比較!通信量が確認できるアプリも紹介」の記事で解説していますので参考にしてくださいね。

通話が多いという人におすすめ!かけ放題プランのあるMVNO

大手キャリアのかけ放題プランはいつでも何分でもかけ放題だったので、あまり通話料について考えたことがないという人も多いのではないでしょうか。

でも大手キャリアのかけ放題プランには、毎月2,700円の利用料が加算されています。毎月その金額分、通話をしていますか?

MVNOにも無制限かけ放題プランや、10分や5分以内の通話なら何度でもかけ放題というオプションがあります。

一定時間以内国内通話かけ放題オプションがあるMVNO例
かけ放題時間 MVNO
無制限
10分以内
5分以内
3分以内

オプション料金はMVNOや時間によって違いますが、大手キャリアに比べるととても安いですよ。

通話定額について詳しく知りたい方は「【通話重視向け】通話定額がある格安SIM特集!」の記事をぜひ参考にしてください。

サポートが充実しているMVNOも!必要ならサポート重視で

格安SIMは店舗を持たないMVNOも多いので、「何か困ったことがあったときに不安」という声をよく耳にします。

しかし多くのMVNOは、電話やメール、チャットの相談窓口が充実しているので、逆に店舗に行かなくても自宅で問題が解決できるというメリットもあります。

最近では店舗を持つMVNOや、端末補償やサポートが充実しているMVNOも増えてきました。

もしものときに備えるためにも、不安な人は、自分が必要なサポートがあるMVNOを選ぶのもいいでしょう。

格安SIMもキャリアのように使える!機種にMVNOは関係ない

大手キャリアのスマホを使っていた人にとって、この機能がなくなると困る・・・というものもあるでしょう。例えば以下のようなものです。

  • ワンセグ機能
  • おサイフケータイ機能
  • 防水機能

これらの機能はキャリアやMVNOに関係するのではなく、スマホ端末(機種)そのものに関係します。

もしもワンセグやおサイフケータイなどの機能は外せないというのであれば、そういった機能のついているSIMフリー端末を選んでください。

ワンセグについては「格安SIMでワンセグを受信する方法
おサイフケータイは「おサイフケータイ対応の格安スマホ特集!
防水機能は「防水対応のおすすめ格安スマホを紹介

これらの記事ではオススメの機種なども紹介していますので、参考にしてくださいね。

MVNOはたくさんあるから、どこにしようか悩んでしまうという人も多いんだ。でも自分に必要なサポートや容量などをあらかじめ決めておけば、きっと自分に合ったMVNO、そしてプランが見つかるよ。

格安SIMの契約方法は?おすすめのネット契約は初心者でも簡単

大手キャリアの場合、店舗に行ってスマホ端末を選び契約します。

しかし格安SIMの場合、多くの人がインターネットで契約をしています。

その理由は、店舗を持たないMVNOが多いということもありますが、自宅でいつでも簡単に契約できるのも大きな理由です。

格安SIMはネット契約がオススメ!手軽にできる契約方法を紹介

インターネットで契約するのは心配という人もいるかもしれませんが、大丈夫です。ネット契約はとても簡単で、ほんの5分ほどで完了します。ぜひ自分で手続きしてくださいね。

ではネット契約の手順を紹介しましょう。

1.MVNOを決める

たくさんあるMVNOのなかから、自分にぴったりのMVNOやプランを探すのは難しいですよね。ぜひ先ほど紹介した「格安SIMの選び方」を参考にしてくださいね。

2.スマホ端末を準備する

現在使用しているスマホ端末をそのまま利用するのであれば、希望のMVNOにそのスマホ端末が対応しているのかどうか確認しましょう。

SIMフリー端末やSIMロック解除したスマホであれば、どのMVNOでも使用可能です。

またMVNOがレンタルしているキャリア回線が自分のキャリア端末と同じなら、SIMロック解除しなくてもそのまま使えますよ。

3.MNP手続きをする

現在使用している電話番号を引き継ぐ場合は、MNP(マイナンバーポータビリティ)の手続きをします。

自宅のネットや電話でMNP予約番号を発行することができるので、ぜひ自分でやってくださいね。MNP予約番号はキャリアの店舗でも発行してもらえますが、3,000円の手数料がかかってしまうので自分でやったほうが絶対お得です。

4.ネットで契約する

希望のMVNOのサイトを開き、MNP予約番号や個人情報など必要事項を記入するだけ。

このときSIMカードのサイズも選ばなくてはならないので、自分の使う端末はどのサイズなのか確認しておきましょう。

SIMカードのサイズについては、「SIMカードのサイズと対応機種一覧」の記事で端末一覧で紹介していますよ。

難しい作業はなく5分程度で終了します。入力が完了したら、最短1日で自宅にSIMカードが届きます。

5.SIMカードを入れ替える

手元にMVNOのSIMカードが届いたら、今まで利用していたキャリアのSIMカードと入れ替えます。

その際必ずWi-Fiやモバイルルーターで、データ通信ができるようにしておいてください。

もしも自宅にWi-Fi環境などが整っていない場合は、Wi-Fiを設置しているお店などで初期設定をしてください。初期設定(APN設定)ができれば、無事開通です。

APN設定について詳しく知りたい人は、「APN設定の方法を動画付きで解説」の記事をご覧ください。

ネット契約も初期設定も簡単そう!これならボクにもできそうだー!
MVNOによっては、端末とSIMカードをセットで購入すればAPN設定もして送ってくれるところもあるよ。自分で設定をするのが不安な人は、こういったサービスを利用するのもオススメ!

格安SIMのメリット・デメリットは?デメリットの対処法も紹介

毎月の携帯代が大幅に安くなり、大手キャリアと使い勝手もほとんど変わらない格安SIM。ユーザーにとっては嬉しいことばかりですが、では本当にいいことばかりなのでしょうか?

ここからは主なメリットとデメリットを紹介していきます。

格安SIMはメリット多数!今すぐ乗り換えたくなる主なメリット一覧

格安SIMの最大のメリットは、毎月の携帯代が安くなること。

しかしこれだけではありません。たくさんある格安SIMのなかから、主なメリットを紹介します。

格安SIMの主なメリット
  • 携帯代が安い
  • 2年縛りがないMVNOがほとんど
  • 速度制限のないMVNOも多い

このほかにも、各MVNOによってさまざまなメリットがあります。

例えば楽天モバイルなら利用料金分の楽天ポイントが貯まったり、LINEモバイルならLINEなどの自社サービスのデータ使用量はカウントされなかったりと、メリットもいろいろです。

格安SIMのデメリットは?対処次第でデメリットも解消できる

メリットの多い格安SIMですが、デメリットも多少あります。では主なデメリットを紹介します。

格安SIMの主なデメリット
  • キャリアメールが使えない
  • 通信速度が遅いと感じることもある
  • 店舗が少ない、またはない
  • サポートがキャリアに比べて薄い
  • クレジットカード払いが多い
  • LINEのID検索ができない

しかしこれらのデメリットも対処法次第でカバーすることができるので、心配いりませんよ。

では簡単に対処法を紹介します。

格安SIMのデメリットと対処法
デメリット 対処法
キャリアメールが使えない
  • フリーメールをあらかじめ設定しておく
  • メールドメインがあるMVNOを選ぶ
通信速度が遅い
  • Wi-Fi環境の整っている場所で利用する
店舗が少ない、ない
  • 店舗のあるMVNOを選ぶ
  • メールやチャットサービスを利用する
サポートが少ない
  • 店舗のあるMVNOを選ぶ
  • サポートプランのあるMVNOを選ぶ
クレジットカード払いが多い
  • デビットカードや口座振替のできるMVNOを選ぶ
LINEのID検索ができない

格安SIMのデメリットについては「格安SIMの特徴とメリット・デメリット」の記事で詳しく説明していますので参考にしてください。

格安SIMのデメリットって、私には気にならないことばかりだわ。本当にいいことばっかりなのね!
そうそう、対処さえしておけば何も心配いらないよ。それだけで携帯代が毎月2,000円以下になることも当たり前だからね!

初心者でも乗り換え簡単!格安SIMは難しくありません

「格安SIMはよくわからないし難しそうだから、大手キャリアのままでいいや」今までそう思っていた人も多いと思いますが、決して難しくないということがこの記事でわかったのではないでしょうか。

格安SIMに乗り換えれば、今まで毎月の携帯代に1万円近く支払っていたという人も、半額以下や2,000円以下になることも珍しくありません。仮に毎月6,000円の節約ができれば、年間72,000円の節約になります。

よくわからない、難しそうと敬遠せず、思い立ったが吉日!ぜひ乗り換えてみてくださいね。

※記載されている内容は2017年12月現在のものです。

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