デュアルSIM活用術!格安SIMのデメリットを解消する究極の裏技

デュアルSIM活用術!格安SIMのデメリットを解消する究極の裏技

スマホの料金を大幅に節約できる格安SIMですが、デメリットとしてキャリアメールが使えなかったり、通話料無料や通話し放題などのサービスが少ないため通話料の面では割高に感じてしまう人もいます。

通話はすべてLINEの無料通話で済ませるという人なら問題ないですが、なかには大手キャリアの通話プランが魅力的で、なかなか格安SIMへの乗り換えに踏み切れない人も多いでしょう。

そこで今回は大手キャリアの通話プランやキャリアメールはそのままに、データ通信のみ格安SIMで補うデュアルSIMを使った裏ワザについて紹介します。

この方法を使って格安SIMのデメリットを解消しながら、スマホ料金を徹底的に節約しましょう。

携帯2台持ちなんてもう古い!デュアルSIM活用法

みなさんは「デュアルSIM」という言葉を知っていますか?通常のスマホはドコモ(docomo)ならドコモ、auならauと携帯会社1社と契約するのが普通で、もしドコモとauの両方のスマホが使いたいなら、面倒ですが2台持ちするんじゃないかと思います。

しかし、デュアルSIMに対応したデュアルSIMスマホを利用すれば、2社の携帯会社のサービスをスマホ1台で簡単に切り替えることができるんです。

具体的にどういうことかと言うと、家族がドコモでファミリー割引を適用しながら、仕事での通話はソフトバンク(SoftBank)で会社請求なんてことがスマホ1台で可能になります。

せっかく2社と契約できるならデータ通信費が安い格安SIMを試してみましょう。

通話は大手キャリアの通話プランを利用し、ネットなどのデータ通信は格安SIMで行えば、通話がネックになっていた格安SIMのデメリットを解消できます。

これで節約しながらスマホを思う存分利用できますね。

年間4万円以上の節約も!デュアルSIMで格安SIM利用

ドコモのデータパックは2GBで3,500円、5GBで5,000円と高額です。

しかし格安SIMの楽天モバイルは、5GBでもたった1,450円と3分の1以下の料金なんです。

もしドコモでカケホーダイプランとデータMパック(5GB)を契約している人なら、月額8,000円を支払うことになりますが、ドコモのカケホーダイプランと楽天モバイルの5GBを契約すれば、月額4,450円で済ませることができます。

同じサービスを受けるのにデュアルSIMスマホでドコモと楽天モバイルの2社と契約すれば、毎月3,550円、1年で42,600円も節約できることになります。

この差は見逃せませんよね。

カケホーダイライトプランとデータ通信(5GB)の料金
  月額(税抜) 年額(税抜)
ドコモのみ 8,000円 96,000円
ドコモ+楽天モバイル 4,450円 53,400円
病院の予約や幼稚園の連絡などキャリアメールしか対応がないからしかたなく2台持ちする人もいるんだ。でもデュアルSIMを使えばスマホ1台で済むよ。

キャリアメールを安く使う方法について詳しくは「格安SIMのメールアドレスとキャリアメールを使う方法」を読んでみてね。

1万円以下のモデルもあり!デュアルSIMスマホが続々登場

デュアルSIMに興味が出てきた人もいるかと思いますので、ここでデュアルSIMスマホについて紹介します。

Amazon エイサー Liquid Z200

Amazon モトローラ Moto G4 Plus

Amazon エイスース ZenFone 2 Laser

これらのスマホ機種は全てデュアルSIMスマホで、価格帯は7,000~40,000円程度、だいたい20,000円ほど用意すれば十分なスペックの機種が手に入ります。

デュアルSIMスマホは一般のスマホと違い、携帯会社2社のサービスが受けられるようSIMカード※が2枚挿入できます。

SIMカードとは

固有のID番号が記録されており、電話やインターネットをするために必要なICカードです。

SIMカードについては「 SIMカードとは?仕組みや種類・購入前の準備」の記事で詳しく説明しています。

海外では一般的なんですが、日本ではまだあまり普及していませんよね。

安いものだと7,000円程度で売られているので、簡単に手に入りやすいと思います。デュアルSIMスマホは全てSIMフリー端末なので大手キャリアはもちろん、格安SIMにも対応しています。

デュアルSIMスマホさえあれば大手キャリアの通話プランはそのままに、データ通信料を節約したいという方は携帯2台持ちする必要がなくなるので便利です。

SIMフリー端末って何ー?
SIMロックが掛かっていないスマホやタブレット端末のことだよ。

SIMフリー端末については「SIMフリーとは?仕組みとメリットを解説」の記事で詳しく説明しているから、参考にしてね。

デュアルSIMには3種類!現在の主流はデュアルスタンバイ

デュアルSIMスマホをいくつか紹介しましたが、実はデュアルSIMには大きく分けて3つあります。

  • シングルスタンバイ
  • デュアルスタンバイ
  • デュアルアクティブ

1つは「シングルスタンバイ」と呼ばれる古いタイプです。これはSIMカード2枚利用できますが、両方同時には使えず、1つ1つSIMカードを切り替えなければいけません。

つまり、格安SIMでデータ通信を行っているときには、大手キャリアの着信が受けられないなどの問題点があります。

そこで現在主流になっているのが、「デュアルスタンバイ」で、こちらは2つのSIMカードを同時に利用でき、両方で着信を待つことが可能です。

Xperia Xシリーズでもデュアルスタンバイの端末が発売され、一般的なタイプとして普及しています。

Amazon Sony Xperia X

もう1つのデュアルSIMが「デュアルアクティブ」と呼ばれるタイプです。まだこのタイプを採用している端末は少ないのですが、デュアルスタンバイと違って同時に通話ができます。

デュアルSIMのスマホ端末を選ぶ場合、これらの違いもちゃんと確認して購入しましょう。

節約が目的なんでしょ?新しくデュアルSIMスマホ端末を買わなくちゃいけないなら、結局高くついちゃうじゃない!
デュアルSIMアダプターを使えば、デュアルSIM対応のスマホ端末を購入しなくても、デュアルSIMスマホにできるよ!具体的に次で紹介していくね。

iPhoneだってデュアルSIM対応に!デュアルSIMアダプター

デュアルSIMに興味が出ても、端末が高くて買えなかったり、すでにお気に入りの端末を持っていて機種変したくない人もいると思います。

そこで紹介したいのが、どんな機種でもデュアルSIM対応にしてしまうデュアルSIMアダプターです。

安いものだと1,000円以下のアダプターもあるので、「デュアルSIM アダプター」で一度検索してみてください。

こちらはiPhoneのデュアルSIMで利用するためのアダプターです。iPhoneのSIMカード部分にアダプターの端を差し込み、ハミ出た端に2枚のSIMカードがセットできます。

デュアルSIM対応にアップグレード

図のようにハミ出た部分を収納するiPhoneケースも販売されています。

これでお気に入りのiPhoneもデュアルSIM対応にアップグレードできますね。

iPhone以外にも使えるデュアルSIMアダプターがありますので、自分のスマホに合うアダプターを探してみましょう。

もちろん格安SIMを使って、データ通信料を大幅に抑えることだってできるよ!自分の使い方に合わせてデュアルSIMアダプターを活用してみてね。

SIMフリー端末が大前提!デュアルSIMアダプターの注意点

次にデュアルSIMアダプターの注意点について説明します。

SIMアダプター注意点
  • 1、SIMロック解除したSIMフリー端末を利用する
  • 2、デュアルSIMアダプターはシングルスタンバイ
  • 3、SIMカードサイズを合わせる

1、SIMロック解除したSIMフリー端末を利用する

最初からデュアルSIM対応のスマホ端末はSIMフリー端末が多いので問題ありませんが、デュアルSIMアダプターを利用してデュアルSIM化する場合は、SIMロック解除※が必要なケースがあります。

SIMロック解除とは

自社のSIMカードしか対応しないようロックをかけたものを解除することです。ロックは大手3キャリアであるau・ドコモ・ソフトバンクが、他社への流出を阻むためにかけています。

SIMロック解除については「SIMロック解除とは?SIMロック解除義務化でiPhoneも対応」の記事で詳しく説明しています。

例えば、ソフトバンクのiPhoneでSIMロック解除しないままデュアルSIMアダプターでドコモのSIMカードや格安SIMを差しても、当然SIMロックがかかっているため利用できません。

ドコモのiPhoneでドコモ系の格安SIMを利用するなど、利用する通信会社が同じ場合はSIMロック解除する必要はありませんが、特にソフトバンクのスマホで格安SIMを利用する場合はSIMロック解除が必須になるので、注意してください。

各社のSIMロック解除方法については次の記事を参考にしてください。

2、デュアルSIMアダプターはシングルスタンバイ

先ほどデュアルSIMの種類について説明しましたが、デュアルSIMアダプターを利用した場合は、デュアルスタンバイではなく「シングルスタンバイ」になります。

そのため同時に着信は待てないので、どちらか一方を選んで切り替えなくてはいけません。

片方を利用中、もう片方の着信は受けられないため、050電話アプリなどを利用して転送・留守電対応など工夫する必要があります。

留守電については「格安SIMで留守電を使う3つの方法」を参考にしてください。

さらにSIMカードを切り替える際は、必ずデータ通信をオフにして行いましょう。データ通信を切らずにSIMカードを切り替えた場合、2つ目のSIMカードを認識できなくなります。

このようにデュアルSIMアダプターはシングルスタンバイであるため、SIMカードの切り替えが必要だということを覚えておいてください。

3、SIMカードサイズを合わせる

当然のことですが、デュアルSIMアダプターを選ぶ場合、まず自分のスマホのSIMカードサイズに合うものを購入してください。その次に、デュアルSIMアダプターに合う追加のSIMカードサイズを注文します。

SIMカードサイズは全部で3種類あります。格安SIMを取り扱うMVNOでは3種類どのSIMカードも取り扱いがあるので、購入したデュアルSIMアダプターのカードサイズに合うSIMカードを注文しましょう。

SIMカードサイズの種類については、「SIMカードのサイズと対応機種一覧」の記事で詳しく説明しているよ。ぜひ参考にしてね。

デュアルSIMで大手キャリアと格安SIMのいいとこ取り!

デュアルSIMアダプターを利用する際、シングルスタンバイであることや、SIMカードサイズを合わせることは特に注意してください。最悪の場合、SIMカードスロットがはまらなくなったり、壊れたりしてしまいます。

デュアルSIMの活用法について紹介しましたが、SIMカードを複数利用する魅力は伝わりましたか?

格安SIMが安いことはわかったけど、大手キャリアは解約したくないという人でも、安心して格安SIMを試すことができますね。

大手キャリアの通話プランとキャリアメール、格安SIMのデータ通信が1台のスマホで扱えるので、まさにデメリットなしの最強スマホが完成します。

今まで大手キャリアの料金プランや格安SIMのサービスに不満があった方は、ぜひデュアルSIMスマホで快適なスマホライフを試してみてください。

※記載されている内容は2017年6月現在のものです。