格安SIMの使い方と注意点を解説

格安SIMの使い方と注意点を解説

今、多くのスマホユーザーから絶大な支持を得ているのが格安SIMです。

使い勝手も大手キャリアと変わらず、毎月の携帯代が2,000円以下になることも当たり前な格安SIM。今まさにメリットやデメリットなど調べ、乗り換え準備をしている人も多いでしょう。

格安SIMへの乗り換えに少し不安があるという人も、注意点や使い方を把握すれば大丈夫です。

この記事では、いざ乗り換えようと思ったときに失敗しないように、格安SIMのデメリットを再確認し、乗り換え時に意外と見落としがちな注意点も紹介していきます。

ぜひこの記事を読んで、今以上にスマホライフを楽しんでくださいね。

格安SIMのデメリットと対処法

格安SIMの使い心地は、大手キャリアとほとんど変わりません。にも関わらず毎月の携帯代がとても安くなるのは最大のメリットですよね。

ほとんどのMVNO※に2年縛りがなく、MVNOによっては独自のサービスを展開しているので、大手キャリアよりもメリットがあるといっても過言ではありません。

MVNOとは

電話やインターネット回線を大手キャリアから借りて通信サービスを提供している、利用料金の安い携帯会社のことです。

MVNOについては「MVNOとは?仕組みとメリット・デメリット」の記事で詳しく説明しています。

メリットが多い格安SIMですが、デメリットもあります。

格安SIMの主なデメリット
  • 通信速度が遅いと感じることがある
  • 店舗が少ない、またはない
  • キャリアメールが使えなくなる
  • LINEのID検索ができなくなる
  • 緊急地震速報の受信ができない

これらのデメリットも対処すれば、ほとんど不便を感じることはありません。

格安SIMのデメリットとその対処法について詳しく知りたい人は「格安SIMの特徴とメリット・デメリット」の記事を参考にしてください。

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乗り換え時の注意点!見落としがちな3つのポイント

格安SIMのデメリットなどを把握しMVNO選びなど乗り換え準備が進んできた人が、意外と見落としがちなのが、以下の3つです。

乗り換え時の注意点
  • 使用するスマホ端末のSIMカードのサイズ
  • 直近3日間のデータ使用量による速度制限
  • テザリング機能の可否

乗り換えてから後悔しないために、この3つのポイントを詳しく解説していきます。

SIMカードのサイズは?わからなければnanoSIMを

格安SIMに乗り換えてから使用するスマホ端末が、もう決まっているという人。ではそのスマホ端末が対応しているSIMカード※のサイズは把握していますか?

SIMカードとは

固有のID番号が記録されており、電話やインターネットをするために必要なICカードです。

SIMカードについては「 SIMカードとは?仕組みや種類・購入前の準備」の記事で詳しく説明しています。

SIMカードには3種類のサイズがあります。

SIMのサイズについて

SIMカードのサイズを間違えてしまった場合、サイズ変更することは可能です。しかしSIMカードのサイズ変更には3,000円ほどの料金がかかってしまいます。

またネットで変更する場合は、時間や送料などもかかりますので、必ずあらかじめサイズを把握しておいてください。

もしも間違えてしまった場合、MVNOでサイズ変更してもらうほかに、自分でサイズを変える方法があります。

小さいサイズのSIMカードを大きくする場合は、SIM変換アダプターというツールをSIMカードに付けるだけですが、このSIM変換アダプターを準備する必要があります。

SIMカード変換アダプター

参照元:Amazon

大きなサイズのSIMカードを小さくする場合は、SIMカードをカットするSIMカッターという道具もあります。

SIMカッター

参照元:Amazon

しかしこのSIMカッターでSIMカードを切ると、壊れて使えなくなってしまうことがありますので、自分で切るのはやめましょう。

SIMカッターのデメリットや失敗事例については「SIMカッターのデメリットと失敗例」の記事で詳しく紹介していますのでご覧ください。

SIMカードのサイズがわからない場合は、一番小さなサイズ「nanoSIM」を選んでおくと良いでしょう。

もしもサイズが違っていてもアダプターを付ければ使用できますし、いずれ機種変更をしたとしても同じSIMカードを使い続けることができますよ。

速度制限に注意!1カ月だけでなく直近3日の使用量が関係することも

「速度制限」という言葉は、多くのスマホユーザ-が聞いたことがあるのではないでしょうか?

大手キャリアでもデータ通信使用量が規定値を超えると、高速データ通信が低速に切り替わり、ネットや動画などをサクサク閲覧することができなくなります。

1カ月間に契約データ容量以上に高速通信を使用してしまうと、速度制限がかかります。例えば月5GBのプランに申込み、1カ月以内に5GBを使い切ってしまった場合、速度制限がかかるというわけです。しかしこの速度制限は、データ容量を追加すれば解除できます。

意外と見落としがちなのが、直近3日間で一定のデータ通信量を使用したときに受ける速度制限です。

この規定値はMVNOやプランによって異なります。またこの3日間制限を設けていないMVNOもあります。

1日のデータ通信量が比較的多いという人や偏りがあるという人は、3日間制限の規定量が大きいMVNOを選ぶか、3日間制限のないMVNOを選ぶと良いでしょう。

速度制限に関しては「格安SIMの速度制限を徹底比較!通信量が確認できるアプリも紹介」の記事を参考にするとわかりやすいですよ。

テザリング機能はサイトの「動作確認済み端末」でしっかりチェックを

格安SIMでテザリング機能を使いたいという人は、必ず各社サイトの「動作確認済み端末」で、自分の使うスマホ端末が対応しているか確認をしてください。

ドコモ(docomo)の回線をレンタルしているMVNOでは比較的テザリングができる端末が多め、auの回線をレンタルしているMVNOではテザリングができる端末は若干少なめなようです。

とは言え、au系のMVNOでもテザリングできる端末がありますし、逆に同じ端末でもドコモ系MVNOで使用できないというケースもあります。

また、例えばauの端末をSIMロック解除しSIMフリー化したのに、ドコモ回線のMVNOではテザリングできないというケースもあるようです。

テザリング機能を利用したい人は、必ず各MVNOサイトの「動作確認済み端末」の項目をチェックしてください。

テザリング機能はとても便利な機能だよ。しかも大手キャリアでは有料オプションだけど、格安SIMなら無料で利用できるんだ。

興味のある人は「格安SIMでのテザリング方法と注意点」を見てね。

スマホ端末の選び方!iPhoneや白ロムの注意点や機能について

格安SIMにせっかく乗り換えるなら、毎月の料金だけでなく初期費用も抑えたいですよね。

今まで使用していたスマホ端末を使用すれば端末代金は不要ですし、もしも今のスマホは使用できなくても低料金でスマホを手に入れる手段はいろいろあります。

格安SIMは、大手キャリアの回線を借りて事業を運営しているので、使用しているキャリア回線によってはSIMロック解除※せずに使用することができます。

SIMロック解除とは

自社のSIMカードしか対応しないようロックをかけたものを解除することです。ロックは大手3キャリアであるau・ドコモ・ソフトバンクが、他社への流出を阻むためにかけています。

SIMロック解除については「SIMロック解除とは?SIMロック解除義務化でiPhoneも対応」の記事で詳しく説明しています。

ドコモ回線を利用しているMVNOであればドコモで販売されたスマホが、au回線を利用しているMVNOであればauで販売されたスマホを、そのまま利用することができます。

SIMロック解除なしでそのまま使えるMVNO一覧
ドコモ(docomo) 楽天モバイル、mineo、LINEモバイル、IIJmio、DMM mobile、イオンモバイル・・・など多数
au mineo、UQモバイル、IIJmio、Fiimo、J:COMモバイル
ソフトバンク(SoftBank) SIMロック解除が必須

残念ながらソフトバンク(SoftBank)で購入したスマホ端末は現在、すべてSIMロック解除が必要となります。ソフトバンクユーザーはSIMロックを解除してください。

ここからは、スマホ端末をできるだけローコストで手に入れる方法や注意点などを紹介していきます。

iPhoneを格安SIMで使いたい!SIMロック解除は6s以降

人気のiPhoneを格安SIMで使用したいという人も多いです。

今使用しているiPhoneをそのまま使うのであれば、使用しているキャリア回線によってはSIMロック解除が不要な場合があります。

iPhoneのSIMロック解除対応端末は、iPhone6s以降の機種です。

ソフトバンク端末や、iPhone6以前の機種を使用して他の回線を使用したい場合は、残念ながらそのiPhoneは使用できません。新しい端末を準備してください。

SIMフリーのiPhoneならApple Store(アップルストア)の実店舗やオンラインストアで購入可能です。またMVNOによってはiPhoneの販売もしています。

白ロムとは?iPhoneやAndroidを安く手に入れよう

現在使用中のスマホの調子が悪かったり、SIMロック解除非対応だったりした場合、新しいスマホを用意しなくてはなりません。

しかしスマートフォンは高価なものが多いので、初期費用を抑えたい人にとっては困りごとですよね。

スマホ端末をできるだけ安く手に入れたいという人は、白ロムを選ぶのもおすすめです。

白ロムとはSIMカードが抜かれたスマホ端末のこと。SIMカードには電話番号やメールアドレスなどの情報が設定されていますので、このSIMカードが入っていなければ、通信も通話もできません。

この白ロムにMVNOで契約した格安SIMを入れれば、安くスマホを利用することができますよ。

白ロムは基本的には中古ですが、未使用のものや型落ちのもの、状態の良いものが、とても安く手に入ることもあります。

しかし白ロムには次のようなデメリットも。

  • すぐに故障してしまうことがある
  • SIMロック解除されていないものがある
  • 赤ロムの場合がある
  • 白ロム詐欺も横行している
白ロムは中古のため、すぐに故障してしまうということもあります。白ロムを扱うリサイクルショップやオンラインショップでは、修理や交換のサポートをしているお店もあります。

買ってすぐに故障してしまっては、安くても意味がありません。保証のある販売店で購入することをおすすめします。

またSIMロック解除されていない白ロムも多いので、購入前に確認が必要です。

元々ドコモで購入されたスマホならドコモ系MVNOで、auで購入されたスマホならau系MVNOで利用できますので、それを考えて白ロムを選ぶのであれば問題ありません。

しかし白ロム購入後に、SIMロック解除を自分でしようと思っている人は、SIMロックが解除できないケースがあるので注意してください。

さらに白ロムのなかには「赤ロム」と言われる、盗難品や端末料金未払いのスマホが紛れ込んでいることもあります。赤ロムの場合、いきなり利用制限がかかり使えないことがあります。

そして白ロムは詐欺に利用されることも。詳しい内容は「白ロムとは?購入方法と注意点」の記事で紹介しています。トラブルに巻き込まれないためにも、白ロムを検討している人は事前に確認しておきましょう。

白ロムってこんなにも注意しなくちゃいけないことがあるの?詐欺とか怖いなぁ。
本当にけしからん人がいるものです!

でも白ロムは安くて状態の良いものが手に入ることもあるから、サポートや保証がしっかりしている販売店で購入することでリスクを減らせるよ。

事前にチェック!格安SIMへ乗り換えてから後悔しないために

格安SIMに乗り換えると、毎月の携帯代が安くなります。

格安SIM関連のいろいろな記事やハウツー本などを読んで、乗り換え準備を着々と進めている人もいるでしょう。

しかし勉強したつもりでも、見落としがちなポイントもいくつかあります。

テザリングなど今現在は使用していなくても、今後自分に必要な機能になるかもしれません。その可能性がある人は、テザリング機能について頭の片隅に情報を入れて、格安SIMや機種を選ぶといいでしょう。

格安SIMは使い方次第で、大手キャリアよりも格安で快適に利用できます。乗り換えてから後悔しないために、注意点や使い方、機能などはしっかり事前にチェックしておきましょう。

※記載されている内容は2017年4月現在のものです。

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