SIMロック解除とは？手続きや条件、費用などを解説

2019.10.04                

SIMロック解除が必要と言われ、格安SIMへの乗り換えを躊躇していた人も心配することはありません。

SIMロック解除は簡単にできますよ。

SIMロック解除とは何なのか、SIMロックがかけられている理由と合わせて紹介します。

SIMロック解除とは？用語をわかりやすく解説

まずは簡単にスマホの仕組みを説明します。

スマホ端末の中には「SIMカード」という固有のID番号などが記録されているICカードが挿入されています。

大手キャリア（au・ドコモ・ソフトバンク）で購入したスマホ端末には「SIMロック」と呼ばれる鍵のようなものがかけられていて、SIMロックがかかったままだと自社のネットワークを利用するSIMカードしか使うことができません。

例えばドコモで購入したスマホなら、ドコモのSIMカードかドコモ回線を利用するSIMカードしか対応していないということ。auやソフトバンクのSIMカードを挿入しても使えません。

しかしこのSIMロックを解除できれば、スマホ端末を変えずに他社が販売するSIMカードに入れ替えて使用することができます。

スマホのSIMロックを解除すれば、好きな格安SIMのSIMカードに入れ替えて使えるので、月々の通信費をぐっと安くおさえることができるんです。

SIMロック解除は簡単にできる！手順と手数料を紹介

SIMロック解除と聞くと「難しそう」と感じる人もいるかもしれません。

でも安心してください。

3社ともインターネット上だけでなくショップでも手続きができますし、ドコモなら電話をかけるだけでも解除可能なんですよ。

ネット手続きならわずか5分程度！意外と簡単なSIMロック解除

SIMロック解除し他社のSIMカードに差し替えるには、まず自分のスマホがSIMロックを解除できる機種なのか調べる必要があります。

原則、SIMロック解除の対象スマホは2015年5月以降に発売となった機種です。

それ以前のスマホはSIMロック解除できないので注意してください。

各社のSIMロック解除方法は次の記事で紹介しています。5分ほどでできる簡単な作業ですのでぜひ自分でやってくださいね。

SIMロック解除で手数料がかかる場合もある

SIMロック解除には手数料がかかる場合もあります。事前にチェックしてお得に解除しましょう。

携帯会社	解除手段と手数料
ドコモ	My docomo→無料 電話→3,000円 ショップ→3,000円
ソフトバンク	My SoftBank→無料 ショップ→3,000円
au	auお客様サポートサイト→無料 ショップ→3,000円

SIMロック解除せずに格安SIMに乗り換えることも可能！

SIMロック解除は簡単だということを説明しましたが、「やっぱり面倒くさい」「解除できる自信がない」と重い腰が上がらない人もいるでしょう。

実はSIMロックがかかったままのスマホでも、格安SIMに乗り換えることは可能です。

格安SIMは大手キャリアの回線を一部レンタルしてサービスを提供しています。

同じネットワークを利用していれば、SIMロックがかかったままでも利用可能。

つまりドコモ回線をレンタルしている格安SIMならドコモで購入したスマホが、au回線をレンタルしていればauで購入したスマホが、そしてソフトバンク回線をレンタルしていればソフトバンクで購入したスマホがそのまま利用できます。

SIMロック解除をしなくても利用しやすい！おすすめ格安SIM2社

SIMロック解除をしていない人にオススメの格安SIMは、mineoとLINEモバイル。

その理由は、どちらもドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線の大手キャリア3社すべての回線を持つ格安SIMだから。

つまり、どんなスマホ端末でもSIMロック解除なしで対応できるということです。

ではそれぞれどんな特徴があるのか紹介します。

SNSをたくさん楽しみたい人におすすめな「LINEモバイル」

今やスマホユーザーの必須アプリである「LINE」。そんなLINEが提供している格安SIMがLINEモバイルです。

またほかの格安SIMの場合、LINEアプリの年齢認証やID検索ができませんが、LINEモバイルではどちらも利用できます。

さらにLINEアプリを利用してデータ通信量をシェアすることができるので、データ容量が足りなくなってしまった場合も、家族や友達に送ったり送ってもらったりできるのも人気の理由。

LINEやInstagramなどのSNSでデータを消費しがちな人に絶対オススメなのがLINEモバイルです。

独自のサービスが充実！使って楽しい「mineo（マイネオ）」

格安SIMのなかでも人気も知名度も高いmineo（マイネオ）。

その人気の理由は、お得感のある独自のサービスが充実しているから。

例えばmineoユーザー同士が助け合う「フリータンク」というサービスがあります。

他社の場合、データが足りなくなるとお金を払ってチャージしますが、mineoのフリータンクは毎月最大1GBまで無料でデータ容量をもらうことができるんです。

ほかにも家族や友達だけでなく、知らないユーザーにもパケットの受け渡しができる「パケットギフト」というサービスもあり、データ容量をお得に保つことが可能。

契約後にもプレゼントが当たるキャンペーンやユーザー同士で交流する掲示板など独自のサービスが充実しているので、mineoならいつまでも楽しみながら利用することができます。

SIMロック解除は実質義務化された！でも解除には条件がある

ここまでSIMロック解除について説明してきましたが「自分のスマホはSIMロック解除できるのかな？」と気になる人もいるのではないでしょうか。

SIMロックがかかっていても、購入後に一定の条件をクリアしていればSIMロック解除できます。

au・ソフトバンク・ドコモのスマホもSIMロック解除できる

2015年に総務省よりSIMロック解除が義務付けられたので、契約期間の途中でSIMロックの解除が可能となりました。

ただしSIMロック解除するためには「機種購入から100日以上経過している」など、各社が個別に設定している条件をクリアした上で手続きが必要です。

SIMロック解除については「SIMロック解除のメリット・デメリット」の記事も参考にしてください。

中古のスマホでもSIMロック解除ができるものもある！

スマホ端末をできるだけ安く手に入れようと、中古販売店で購入する人もいるでしょう。

「白ロム」といわれる中古や新古のスマホ端末のなかには、SIMロックがかかったままのものもあります。

しかしSIMロックのかかった白ロムも、SIMロック解除が可能。

ドコモは店頭とオンラインで解除できます。オンラインで解除すれば無料なのでオススメ。

auとソフトバンクは店頭のみの対応です。店頭で解除はすべてのキャリアで手数料が3,000円必要なので注意してください。

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