格安SIMのセキュリティ対策方法

格安SIMのセキュリティ対策方法

毎月の携帯代が安い格安SIMですが、セキュリティ対策の甘い会社も多くあり問題視されています。

そのため格安SIMを提供する企業(MVNO)で契約する場合は、楽天モバイルやUQモバイルなどセキュリティサービスがある会社を選ぶか、自分でセキュリティ対策を万全にしましょう。

確実なセキュリティ対策をしておかないと、個人情報を悪用されたり、LINEやFacebook、Twitterなどのアカウントを乗っ取られたりなどの被害を受けてしまいますよ!

スマホの個人情報からサイトのIDやパスワードを知られてしまうと、ネットバンキングでお金を引き出されたり、ネットショッピングで商品を購入され自分に請求がきたりと、金銭的な被害にもつながりかねません。

またSNSアカウントを乗っ取られると、自分になりすました何者かによってアカウントを勝手に操作され、友達や家族などに高額なプリペイドカードの購入を促されるなど、周りの人も被害を受けてしまうんです。

この記事ではiPhoneとアンドロイド(Android)、それから子供用スマホに分けてセキュリティ対策法を紹介します。

おすすめのセキュリティアプリも紹介しているので、参考にしてくださいね。

アンドロイドはウイルス感染の危険性が高い!格安SIMの対策法は?

スマホ利用者のなかでも特に注意してほしいのがアンドロイド(Android)ユーザーです。アンドロイドはiPhoneに比べて、不正アプリをインストールしてしまう危険性が高いんです。

しかしiPhoneの場合も、盗難による悪用や悪質サイトのウイルス感染などの被害を受ける可能性は0ではありません。

格安SIMを購入したらやるべきセキュリティ対策を紹介します。

アンドロイドユーザーがするべき4つのセキュリティ対策

アンドロイド端末はウイルスに脆弱で、現在出回っているおよそ200万種類のウイルスのほとんどが、アンドロイド端末に感染するものです。

アンドロイドは公式サイトの審査が甘いうえに、審査さえ行っていない野良サイトも公開されているのが現状なので、不正アプリをダウンロードしてしまう可能性が高くなります。

またMVNO※にはマルウェア対策などのセキュリティサービスがない場合が多いので、ユーザー自身がセキュリティ対策を行う必要があるんですよ。

MVNOとは

電話やインターネット回線を大手キャリアから借りて通信サービスを提供している、利用料金の安い携帯会社のことです。

MVNOについては「MVNOとは?仕組みとメリット・デメリット」の記事で詳しく説明しています。

アンドロイドのセキュリティ対策は次の4つです。

アンドロイドのセキュリティ対策
  • セキュリティ対策アプリをインストールする
  • スマホにロックをかける
  • OSやアプリを最新バージョンに保ち、随時アップデートを行う
  • アプリをインストールするときは、要求される権限を確認する

それぞれの対策について詳しく説明します。

1.セキュリティ対策アプリをインストールする

まずはスマホのセキュリティ対策アプリをダウンロードしましょう。もしスマホがウイルスから攻撃を受けてもアプリが保護してくれるので、被害を受ける心配はありません。

セキュリティアプリには有料のものと無料のものがあります。ウイルスだけでなく、紛失や盗難対策ができるアプリもありますよ。おすすめのアプリは後ほど紹介します。

2.スマホにロックをかける

スマホ画面にはロックをかけておくことで、万が一盗難されたときスマホを勝手に使われるのを防げます。

このときパスコードは単純ですぐ解除されやすいものは避けましょう。

また機種によっては指紋認証機能が搭載されているものもあります。これを設定すると、本人以外はパスコードを入力しないとスマホのロックを解除できません。

3.OSやアプリを最新バージョンに保ち、随時アップデートを行う

端末のアップデートやアプリの更新も欠かさず行うことでウイルスの侵入を防げます。

ウイルスに感染させるサイバー攻撃の手口は年々巧妙化していて、対策を行ってもまた新たな手口やウイルスが出てきてしまいます。

そのためセキュリティ対策としてOSやアプリは常に最新バージョンにアップデートしておく必要があります。

4.アプリをインストールするときは、要求される権限を確認する

権限を承認してしまうと、そのアプリを通じてアドレス帳などを見られるようになってしまいます。

例えば「動画再生アプリなのにアドレス帳の権限を要求された」など明らかにアプリの内容と関係ない権限を要求された場合は、不正アプリの可能性が高く、ウイルス感染につながってしまいます。

このような違和感を感じたら、そのアプリのインストールはやめておきましょう。

また格安SIMのセキュリティサポートやセキュリティアプリを選ぶときには、不正アプリをブロックするサービスがあるものを選んでください。

アンドロイドのセキュリティサポートを行っているMVNOもある

MVNOのなかにはセキュリティ対策アプリを提供しているところもあります。契約するMVNOを決めるときのチェック項目に入れてくださいね。

MVNO各社の、アンドロイドに使えるセキュリティサポートを紹介します。

楽天モバイルのスマートフォンセキュリティ

  • 月額300円
  • インストールするアプリを自動スキャン・自動検査し、ウイルスアプリのインストールを防ぐ
  • 閲覧するWEBサイトの安全性をチェックし、ウイルス感染の疑いがあるものはアラートを表示する
  • 端末はもちろん、SDカードも検査する
アンドロイド OS 3.0以上を搭載した機種に対応

IIJmioの迷惑防止パック

  • 月額500円
  • 不正アプリや有害サイトを規制する
  • 迷惑電話を拒否する

DMMモバイルのSecureAnywhereモバイルプレミア

  • 月額250円
  • 紛失したスマホをロックし、リモートで位置特定を行う
  • URLを自動検査して、詐欺サイトやマルウェアなど有害なコンテンツをブロックする
  • 不正アプリや迷惑アプリを自動スキャンしてシャットアウトする

UモバイルのPC+アンドロイドセキュリティサービス

  • 月額350円
  • PC・アンドロイド端末合わせて3台までウイルス対策できる
  • ウイルスやスパイウェアなどによる被害を防ぐ
  • モバイル端末の盗難対策機能がある

BIGLOBE SIMのセキュリティセットプレミアム

  • 月額380円
  • ウイルス対策とスマホ紛失時の遠隔ロック機能がある
  • 自動更新によって常に最新バージョンのため、新しいウイルスにも対応できる
  • 自動契約更新で期限切れしない

OCNモバイルONEのマイセキュア(1ライセンス)

  • 月額250円
  • ウイルスや詐欺などの危険度が高いサイトをブロックする
  • アプリをスキャンし、不正アプリのインストールを防ぐ
  • 盗難・紛失時にスマホを遠隔操作でロック・初期化する

UQモバイルのウイルスバスター

  • 月額290円
  • 不正アプリのダウンロードや有害サイトへのアクセスを防ぐ
  • 迷惑電話や迷惑SMSの着信を拒否する

mineo(マイネオ)のウイルスバスター

  • 月額270円
  • 金融系のアプリをスキャンして偽アプリをブロックする
  • 不正アプリと有害サイトをブロックする
  • SIMカードが抜かれたときに端末をロックし、SIMカードの悪用を防止する

iPhoneのアプリはウイルス感染の危険性が低くても注意が必要

iPhoneのアプリはApp Storeでしか取り扱っておらず、厳しい審査に通ったものだけが公開されているので、App Storeでインストールしたアプリなら、ウイルス感染の心配なく利用できます。

そのためiPhoneユーザーはAndroidユーザーに比べ、セキュリティ対策が不要と考えている人が多いんです。

しかし悪質サイトからのウイルス感染や窃盗による個人情報の悪用など他の手口で被害に遭う可能性があるため油断はできません。

アプリに関してはセキュリティ対策の必要はありませんが、iPhoneにも次のセキュリティ対策は行いましょう。

iPhoneのセキュリティ対策
  • セキュリティ対策アプリをインストールする。
  • スマホにロックをかける。
  • iOSやアプリを最新バージョンに保ち、随時アップデートを行う。
僕のスマホ、古くてもうアップデートできないって言われたよ~。
端末が古くなると最新技術についていけずアップデートができなくなってしまうんだ。

アップデートができなくなったら新しい端末に買い換えた方がいいよ。

格安SIMユーザー必見!おすすめのセキュリティ対策アプリを紹介

「セキュリティアプリも種類が多くて、何をインストールすればいいのかわからない」「セキュリティアプリを騙った偽アプリがあるかもしれないから、自分で選ぶのは不安・・・。」

そんな人のために今回は、安心してインストールできるおすすめのセキュリティアプリを紹介します。

iPhone・アンドロイド対応のアプリ
  • TrustGo
  • 360セキュリティ
  • ウイルスバスター・モバイル
アンドロイドのみ対応のアプリ
  • カスペルスキー・モバイル

TrustGo

基本的なブロック機能は一通り揃っているセキュリティアプリ。無料なのにウイルス検出率が高いのは嬉しいですよね。

Antivirus & Mobile Security

360セキュリティ

世界90か国のGoogle Playでダウンロード数1位を獲得しているセキュリティアプリです。

スマホをウイルス感染などのリスクから守ってくれることはもちろん、メンテナンスにより動作を快適にしてくれる機能もあります。

操作も簡単で使いやすいのが特徴です。

360 セキュリティ - アンチウイルス & ブースト

ウイルスバスター・モバイル

ウイルスバスター・モバイルのおすすめポイントは、動作の軽さです。

多くの場合、セキュリティアプリをインストールするとスマホの動きは重くなってしまいますが、ウイルスバスター・モバイルはインストールしても動作が軽く、スマホの操作を快適に行えます。

ウイルスバスター モバイル

カスペルスキー・モバイル

低価格で利用できるセキュリティアプリです。安くても機能はしっかりしていて、多くのセキュリティ項目を管理しています。

「しっかり対策したいけど、料金は安く抑えたい」という人におすすめです。

カスペルスキー インターネット セキュリティ
じゃあこれ全部ダウンロードしておけばいいのね!
ちょっと待って!使用するのは1つだけにしておいて。

これらのアプリを複数ダウンロードすると、スマホがフリーズしたり、アプリが起動しなくなったりする場合があるよ。

子供にスマホを持たせるときにするべきセキュリティ対策

スマホを子供に持たせたくても、自分の目の届かないところで子供が有害サイトを閲覧したり、不正アプリをダウンロードしてしまったりしたらと不安になる人もいます。

でも次の対策をとれば、子供にスマホを持たせてもウイルス感染などの心配はありません。

子供の格安SIMセキュリティ対策
  • セキュリティアプリは必ずインストールする
  • フィルタリング機能を利用する
  • 子供用セキュリティサービスのある格安SIMを利用する

子供用に格安SIMを購入したら、最初に上で紹介したようなセキュリティ対策を行ってください。

そしてフィルタリング機能を設定し、有害サイトへのアクセスによるスマホのウイルス感染を防ぎましょう。

格安SIMのなかには、子供がスマホを安心・安全に使えるようなサービスを行っているところもあって、子供がスマホを利用する場合などにおすすめだよ。

格安SIMにはセキュリティ対策を!ユーザーの危機意識が重要

格安SIMを購入したら、インターネットやアプリなどを利用する前に必ずセキュリティ対策を行いましょう。

MVNOには大手キャリアのようなセキュリティサポートのないところが多く、スマホがウイルス感染したり、個人情報が悪用される可能性は高いです。

でも自分でスマホのセキュリティ対策を行えば、格安SIMでもウイルス感染は防止できます。今回紹介したセキュリティ対策法やおすすめのアプリを利用して安心・安全にスマホを使ってください。

重要なのはユーザー自身が危機意識を持つことです。子供にスマホを持たせるときも、ウイルス感染などの被害の怖さを理解させておきましょう。

※記載されている内容は2017年4月現在のものです。