プリペイドSIMの購入方法や使い方を解説

プリペイドSIMの購入方法や使い方を解説

「格安SIMが気になるけど、不安もあるから事前にお試しをしてみたい」そんな人には、格安SIMを取り扱うMVNO(mineoやOCNモバイルONEなど)が販売しているプリペイドSIMがオススメです。

prepaid(プリペイド)とは、日本語に訳すと「前払いの・前納の」という意味。プリペイドSIMは前払いで一定の容量を購入し、その分だけ使います。

月額プランの格安SIMカードとは違い先に料金を支払うので、本人確認やクレジットカード入力などの手続きが不要。手軽にスマホを利用することができるんですよ。

ここでは格安SIMを今よりもっと身近に感じられるプリペイドSIMのメリット、そしてしっかり把握しておきたいデメリットについても解説していきます。

月額制SIMとの違いは?プリペイドSIMのメリットを紹介

プリペイドSIMはmineoやOCNモバイルONEなどのMVNOやソフトバンクなどから販売されています。

プリペイドSIMは料金を前払いする点が、後払いの月額プランと異なります。

毎月500円未満のプランもある月額制に比べ、プリペイドSIMは割高です。しかしプリペイドSIMは個人情報やクレジットカード番号の入力など面倒な手続きも不要で、購入も手軽。メリットもたくさんあるんですよ。

ではプリペイドSIMのメリットを見てみましょう。

プリペイドSIMのメリット
  • 契約不要(簡単な開通手続きのみ)
  • クレジットカードがなくても利用可
  • いろいろなところで購入が可能
  • 短期間の使用可
  • MVNOによっては月額プランへ切り替えできる

手軽に購入できるプリペイドSIMには、月額制の格安SIMとは違ったメリットがあります。プリペイドSIMを上手く活用すれば、格安SIMをぐっと身近に感じることができますよ。

MVNOって何?
MVNOとは利用料金が安い携帯会社のことだよ。電話やインターネット回線を大手キャリアから借りて、通信サービスを提供しているんだ。

MVNOについては「MVNOとは?仕組みとメリット・デメリット」の記事で詳しく説明しているよ。

プリペイドSIMの購入方法!ネット・家電量販店・コンビニなど

プリペイドSIMはネットやコンビニなどいろいろな場所で購入することが可能です。面倒な手続きも不要で料金も前払いなので、気軽に購入できるのも大きなメリットです。

インターネット購入が一般的!AmazonやMVNO各社のサイトで

購入方法で一般的なのはインターネット購入です。Amazonなどを利用すれば最短で即日配送も可能。もちろん各社のサイトでもオンライン販売されています。

もしもプリペイドSIMについてわからないことがあれば格安SIM同様、各MVNOによる電話やチャットのオペレーター相談もできるので安心です。

ネット購入はいろいろなMVNOを見比べながら選ぶことができるので、自分に合ったデータ容量や使用期間などじっくり考えることもできますね。

家電量販店でも購入可能!カウンターがなくても取り扱い店舗多数

以前は店舗を持たないMVNOが多かった格安SIM業界ですが、最近では店舗や家電量販店でカウンターを持つMVNOも増えてきました。

店舗での契約について詳しくは「格安SIMを店舗で契約するメリットとデメリット」の記事で紹介していますので確認してみてください。

しかし格安SIMを取り扱っている家電量販店は、比較的都心部や大型の店舗のことが多いのが現状です。郊外に住んでいる人にとって、カウンターのある店舗が近くにないこともあるかと思いますが心配いりません。

カウンターのない家電量販店でもプリペイドSIMを取り扱っている店舗は多いですし、イオンなどのスーパーで取り扱っているプリペイドSIMもあるんですよ。

プリペイドSIMを購入したら、簡単な開通手続きをするだけですぐに使用できるようになります。プリペイドSIMを試してみたい方は、近くの家電量販店やスーパーを確認してみてくださいね。

駅や空港などでも購入可能!旅行客にも人気のプリペイドSIM

プリペイドSIMは駅や空港などでも購入可能です。特に外国人観光客の利用が多い観光地の駅や空港では、複数の会社のプリペイドSIMを取り扱っていることもあります。

海外のスマホはSIMフリー端末※がほとんどなので、外国人観光客は日本でプリペイドSIMを購入し、自国から持ってきたスマホに挿入して利用しています。

SIMフリー端末とは

SIMロックが掛かっていないスマホやタブレット端末です。

SIMフリー端末については「SIMフリーとは?仕組みとメリットを解説」の記事で詳しく説明しています。

空港などでは下のようなプリペイドSIMの自動販売機が導入されているところも。

缶ジュースなどのようにプリペイドSIMを購入し、自分の対応スマホ端末にSIMカードを挿入したら、簡単な設定をするだけですぐに通信可能になります。

プリペイドSIMの自動販売機

外国人観光客だけでなく、日本人にとってもプリペイドSIMは手軽に試すことのできるSIMカードといえますね。

コンビニでもプリペイドSIMの購入可能!でも注意が必要です

実はプリペイドSIMはコンビニでも取り扱っています。

ただしSIMカード自体を販売しているわけではなく、コンビニで料金の支払いを済ませ、家に帰ってからWEBで住所などを入力して、自宅にSIMカードが届くのを待つのがコンビニでの購入方法です。

コンビニで購入後、すぐに利用できるわけではないので注意してください。

Amazonなどの購入とは違いインターネット上での支払いではないので、ネット通販に抵抗のある人におすすめです。

外国人旅行客の多い京都など観光地のコンビニでは、プリペイドSIMカード自体が販売されていることもあるんだ。この場合は購入後すぐに利用可能だよ。

プリペイドSIMは契約不要!開通手続きは1分足らずで完了

プリペイドSIMは料金前払いなので、クレジットカード番号の入力や本人確認などの手続きがなく、すぐに使えるというのが大きなメリットです。

プリペイドSIMは個人情報の入力不要ですぐ使用可能!

格安SIMの月額制プランの支払いはほとんどがクレジットカードなので、契約時にはクレジットカード番号の登録や本人確認などが必要です。

しかしプリペイドSIMは前払いなのでクレジットカードは必要ありません。

プリペイドSIMの登録には、クレジットカード番号だけでなく本人確認も不要。プリペイドSIMの開通手続き方法は、次のとおりです。

WEB手続き(So-net・neromobileの例)
  1. SIMカードをスマホ端末に挿入
  2. 利用端末でAPNを設定
  3. 台紙に記載してある「SIM電話番号」と「パスワード」でログイン
  4. 利用者情報を登録すれば完了
電話手続き(mineoの例)
  1. 発信者番号を通知できる電話から※プリペイドSIM開通センターへ電話をする
  2. 音声ガイダンスにしたがって、プリペイドパック記載の「ご利用番号」と「パスコード」を入力
  3. スマホ端末にSIMカードを挿入すれば完了
※固定電話や携帯電話など(一部IP電話からは繋がりません)

簡単な入力が済んだらそのまま使用可能です。面倒な登録がないのは嬉しいですよね。

プリペイドSIMはクレジットカード番号や本人確認が不要!

スマホを持ちたいけれどクレジットカードを持っていないという学生やシニア層などにも好評なんだ。

プリペイドSIMのデメリットを解説!対処法もあり

プリペイドSIMには人によって次のようなデメリットを感じることがあります。

プリペイドSIMのデメリット
  • 月額制プランに比べて割高
  • 090や080電話番号での通話不可(ソフトバンクは可能)
  • データ通信専用(通話アプリは使用可能)
  • データ容量を使い切ったら全く通信ができなくなる
  • SMSが使えない

しかしアプリを上手く利用したり、対処法を知っておけば心配いりません。対処法を詳しく紹介します。

割高なプリペイドSIMの気になる料金やデータ容量をチェック!

月額制プランに比べると割高に感じるプリペイドSIM。では各社の料金はどれくらいなのでしょうか。

プリペイドSIMの料金例
MVNO データ容量/期間 価格(税抜)
mineo 1GB/最大2ヶ月 3,700円
OCNモバイルONE 毎日50MB/20日間 2,800円
IIJmio 2GB/3ヶ月 3,791円

プリペイドSIMは、ごく短期間利用のものや、データ容量の大きなもの、そのままのSIMカードで月額プランに切り替え可能なもの、チャージ不可能なものなど、その種類はさまざまです。

またプリペイドSIMはMVNOだけでなく、ソフトバンクの取り扱いもあります。ソフトバンクのプリペイドSIMについては後ほど詳しくご紹介します。

プリペイドSIMはデータ通信のみ!通話するならアプリが必須

SIMカードをスマホ端末に入れることで通信できますが、プリペイドSIMはデータ通信専用SIMです。しかしアプリを使えば通話は可能なので心配いりません。

SIMカードは3種類。詳しくは「 SIMカードとは?仕組みや種類・購入前の準備」の記事で説明していますのでご覧くださいね。

SIMカードの種類
  • データ通信専用
  • 音声通話専用
  • データ通信+音声通話
プリペイドSIMで通話をしたいなら、LINEの無料通話や050通話アプリなどを利用しましょう。プリペイドSIMはデータ通信のみなので、090や080といった電話番号の音声通話はできません。

ただしソフトバンクのプリペイドSIMは090や080電話も可能です。詳しくは後ほど紹介しますね。

プリペイドSIMのデータ容量が足りなくなったらチャージしよう!

大手キャリアスマホや格安SIMの月額制プランの場合、データ通信容量が上限に達してしまうと通信速度が制限されネットの速度が遅くなります。

その場合速度は極端に遅くなりますが、全く通信できなくなるわけではありません。遅いながらも繋がります。

しかしプリペイドSIMは、データ容量に達してしまうと全く通信ができなくなります。

もしも上限に達してしまっても、プリペイドSIMはコンビニなどで簡単にチャージすることができるので心配いりません。

コンビニでは下の写真のようなチャージ用のカードが販売されています。またセブンイレブンのマルチコピー機でチャージすることも可能です。

プリペイドSIMをコンビニでチャージ

24時間営業のコンビニでチャージできるので、もしもの使い過ぎてしまった時でも安心ですね。

SMSってなんだっけ?SNSと混乱しちゃうわ。
SMSとはショートメッセージサービスの略称で、メールアドレスではなく電話番号のみで短文のメッセージがやりとりできるサービスのことだよ。

プリペイドSIM対応のスマホ端末は?購入前に回線の確認を

プリペイドSIMも月額制の格安SIMと同様に、SIMフリー端末やSIMロック解除したスマホ端末で対応機種であれば、どれでも使用可能です。

しかしSIMロック解除していなくても、一部のMVNOでは端末と回線が同じキャリアであれば使用することができます。各MVNOのホームページから対応端末を確認してください。

プリペイドSIMのパッケージにはどのキャリア回線を利用したSIMカードなのかが記載されていますので、必ず確認をしてから購入してください。

またSIMカードには3種類のサイズがあります。スマホ端末に合わせたプリペイドSIMのサイズを選びましょう。サイズについて詳しくは「SIMカードのサイズと対応機種一覧」をご覧くださいね!

SIMロック解除とは、自社のSIMカードしか対応しないようロックをかけたものを解除することだよ。

SIMロック解除については「SIMロック解除とは?SIMロック解除義務化でiPhoneも対応」の記事で詳しく説明しているから参考にしてね。

プリペイドSIMはお試しや外国人観光客など短期利用にオススメ

プリペイドSIMは月額制の格安SIMに比べて割高ではありますが、使う人によっては有効な利用方法があるんですよ。プリペイドSIMは次のような人にオススメです。

プリペイドSIMがオススメな人
  • 格安SIMの使い心地を試してみたい人
  • クレジットカードを持っていない人
  • 外国人旅行客
  • 一時帰国している人
  • 夏休みなど短期間だけ子どもに持たせたい人
格安SIMが気になっているという人は、まずは一度プリペイドSIMで使い心地を試してみるのもオススメだよ。

ソフトバンクのプリペイドは登録が必要!料金も高め

実はMVNOが販売しているプリペイドSIM以外にも、ソフトバンクからもプリペイドSIMが販売されています。

MVNOから販売されているプリペイドSIMとの大きな違いは、090や080の電話番号が利用できることとSMSの利用が可能なこと。

ソフトバンクのプリペイドSIMも基本使用料は無料で、通話料は全国一律6秒8.58円です。

ただしこの料金にはデータ通信が含まれていません。

別でパケット定額サービスに加入する必要があり、料金は次の通りです。

シンプルスタイル専用パケット定額サービス料金
プラン 料金 利用有効期間
200MB 900円 2日
700MB 2,700円 7日
3GB 4,980円 30日

ご覧のとおり、MVNOのプリペイドSIMよりも割高です。

ソフトバンクのプリペイドSIMは、通常のスマホ契約と同様、ソフトバンクショップでの契約が必要だよ。

本人確認や個人情報登録などをしなければ契約できないうえに割高だから、契約前にMVNOのプリペイドSIMとしっかり比較してみてね。

契約不要・手軽に購入!プリペイドSIMで格安SIMを試そう

プリペイドSIMはインターネットや家電量販店で購入することができ、購入後は電話やWEBで簡単な入力をするだけですぐに使用することが可能です。面倒な登録は必要ありません。

後日手元に届いてもいいのであれば、コンビニで購入することもできます。前払い制だから必要以上の請求がくることがないのも安心感がありますよね。

「格安SIMが気になっているけれど、何となく抵抗がある」という声も耳にしますが、まずはプリペイドSIMを試してみて、使い勝手がよければ月額制の格安SIMに移行するのもいいですね。

※記載されている内容は2017年4月現在のものです。