全国の無料Wi-Fiスポット一覧と接続方法！便利なアプリも紹介

2019.09.11                

毎月のスマホ代がぐっとお得になる格安SIM。

ドコモなど大手キャリアと比べ、4分の1程度に料金を抑えることも可能です。

しかし節約ばかり考えてデータ容量の少ないプランを選んでしまうと、月末までに契約した分を使い切ってしまい、低速の速度制限がかかってしまうことも。

そんなときに便利なのが、街なかにある「無料Wi-Fiスポット」です。

無料Wi-Fiの接続方法

無料でWi-Fiスポットが利用できる施設はどんどん増加中。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、外国人観光客が多く集まる場所を中心に、全国の無料Wi-Fiスポットエリアの拡大が期待されています。

どのWi-Fiスポットも接続方法は基本的に同じです。

セブンイレブンの無料Wi-Fiを例に挙げて紹介！

セブンイレブン（セブン＆アイグループ）の無料Wi-Fiは7SPOT（セブンスポット）といい、初回はメールアドレスとパスワードを入力し会員登録が必要です。

会員登録が不要なカフェなどもありますが、コンビニは基本的に会員登録が必要。

一部無料Wi-Fiに対応していない店舗もあるようですが、ほとんどの店舗が繋がります。コンビニは街じゅうにあるので、登録しておくと便利ですよ。

1、スマホのWi-Fi設定画面を開いて、SSID（7SPOT）を選択する

まずはスマホの「設定」から「Wi-Fi」を立ち上げます。

すると次のようにズラリとSSIDが並んでいますので、その中から自分が使いたいSSIDを選びます。

選択すると次のようにチェックがはいります。

2、ブラウザ画面を開いて、接続ボタンを押す

次にchromeやsafariなどのブラウザを開きます。すると次のような画面になります。

まだ会員登録をしていない人は、ここで「新規会員登録」をします。

3、必要事項を入力し利用規約を読んで同意する

7SPOTはメールアドレスなどを入力しますが、個人情報の入力をせず利用規約のみ選択する無料Wi-Fiスポットもあります。

初回登録にメールアドレスなどの入力が必要な場合は、少し時間がかかることもあります。

無料Wi-Fiスポットの施設一覧

街を歩いていると無料Wi-Fiスポットのステッカーなどを見かけることがよくありますよね。

無料Wi-Fiスポットを上手に利用すれば、格安SIMを最大限に快適かつ節約しながら利用することが可能です。

ここからは主な無料Wi-FiスポットのSSIDや利用制限時間※を一覧表にして施設ごとに並べてみました。

カフェ・喫茶店

店名	SSID	利用制限時間
スターバックスコーヒー	at_STARBUCKS_Wi2	60分
タリーズコーヒー	tullys_Wi-Fi	無制限
ドトールコーヒー	Wi2premium	180分
コメダ珈琲	Komeda_Wi-Fi	60分

レストラン・ファストフード店

店名	SSID	利用制限時間
マクドナルド	00_MCD-FREE-WIFI	60分
PRONT （プロント）	PRONTO_FREE_Wi-Fi	30分 （1日3回まで）
デニーズ	7SPOT	60分 （1日2回まで）

コンビニ

店名	SSID	利用制限時間
セブンイレブン	7SPOT	60分（1日3回まで）
ローソン	LAWSON_Free_Wi-Fi	60分（1日5回まで）
ファミリーマート	Famima_Wi-Fi	20分（1日3回まで）

ショッピングセンター

店名	SSID	利用制限時間
イオンモール	AEON MALL	60分
イトーヨーカドー	7SPOT	60分（1日3回まで）
PARCO （パルコ）	atPARCO	60分※（1日3回まで）
ドン・キホーテ	DONKI_Free_Wi-Fi	制限なし

駅構内や高速道路のSA・PA

社名	SSID	利用制限時間
JR西日本	JR-WEST Free Wi-Fi	60分
JR東海	JR-Central_FREE	30分
JR東日本	JR-EAST_FREE_Wi-Fi	180分
NEXCO 西日本	W-NEXCO Free Wi-Fi	無制限
NEXCO 中日本	C-NEXCO_Free_Wi-Fi	無制限
NEXCO 東日本	E-NEXCO_Free_Wi-Fi	無制限

自治体

地域	SSID	利用制限時間
FREEWi-Fi＆ TOKYO	FREE_Wi-Fi_and_TOKYO	無制限
KYOTO Wi-Fi	KYOTO Wi-Fi	30分
Osaka Free Wi-Fi	Osaka_Free_Wi-Fi	60分
Hiroshima Free Wi-Fi	Hiroshima_Free_Wi-Fi	30分

その他の施設

店名	SSID	利用制限時間
JOYJOY	FREESPOT	無制限
マツモトキヨシ	Matsukiyo_Free_WiFi	無制限
ビックカメラ	Bic_Wi2_WiFi	無制限
ヨドバシカメラ	Yodobashi_Free_Wi-Fi	無制限
カメラのキタムラ	Kitamura_WiFi_Spot	無制限

公衆無線LANサービスでもっと便利に！格安SIMでも利用可能

街なかで次のようなステッカーを見たことはありませんか？

これは大手キャリアが提供する、公衆無線LANです。

大手キャリアで契約すると、無料もしくは月額数百円でこれらのWi-Fiスポットが利用できるので、なかなか大手キャリアを解約できないという人もいるようです。

実は格安SIMでも、公衆無線LAMサービスを提供している会社もあるんですよ。

筆者は現在、格安SIMユーザーで月額362円のエコネクトWi-Fiのオプションをつけていますが、毎月の携帯代は2,000円～3,000円ほど。

キャリア時代に比べて半額以下になりました。しかも使い勝手はほとんど同じです。

ここからは公衆無線LANサービスのある格安SIMをいくつか紹介します。

UQモバイルは「Wi2 300 for UQ mobile」を無料で利用可能！

格安SIMのなかでも圧倒的な通信速度を誇るUQモバイル。CMでもお馴染みですよね。

そんなUQモバイルは「Wi2 300 for UQ mobile」という公衆無線LANサービスを、なんと無料で利用することができます。

次のような表示のある場所でWi-Fiが利用可能です。

「格安SIMは速度が気になる・・・」そう思っている人にこそオススメなのがUQモバイル。さまざまな場所で「Wi2 300 for UQ mobile」は利用できるので、上手に利用すればさらにスマホ代を節約することができますよ。

OCNモバイルONEは「Secured Wi-Fi」と「DoSPOT」が無料で利用可能！

月単位だけでなく日単位のプランがあるOCNモバイルONE。

プランだけでなく他社にはないかけ放題オプションがあるなど、人気の高い格安SIMです。

そんなOCNモバイルONEにも公衆無線LANサービスがあり、契約者なら誰でも無料で利用できます。

OCNモバイルONE Wi-Fiスポットは、「Secured Wi-Fi」エリアと「DoSPOT」エリアの2つのエリア、実に全国82,000カ所を超えるスポットで利用可能。

多くの場所でWi-Fiが利用できるOCNモバイルONE。無料Wi-Fiとお得な格安SIMを上手に使って、毎月のスマホ代を節約しましょう。

LINEモバイルは月額200円！セキュリティ強度が高いので安心して利用できる

スマホユーザーの多くが利用している「LINE（ライン）」。LINEの通信をデータ消費なしで利用できるLINEモバイルは、今大注目の格安SIMです。

そんなLINEモバイルには月額200円で利用可能なWi-Fiオプションがあり、全国約49,000カ所の場所で利用可能。

利用可能スポットの目印は次のマークです。

このオプションに初めて加入する人は、最大2カ月無料。

さらにすべてのスポットで、高セキュリティの暗号化に対応しているので、安心してWi-Fiに接続することができます。

無料ではありませんが、充実のサービスをたった200円で受けられるのはお得です。

無料Wi-Fiスポットの検索・接続に便利なアプリやサイト

無料Wi-Fiは、利用規約に同意したりメールアドレスを登録したりと、接続ごとに認証を行う必要があります。そのため何度も同じ場所で利用しているうちに面倒な作業だと感じてしまいますよね。

そんな不満を解消したり、便利な機能がついたアプリやサイトを紹介します。

タウンWiFi

• 
• 

「TwonWiFi(タウンWiFi）」とは、接続可能なWiFiを自動で探し接続してくれるアプリです。

フリーWi-Fiは会員登録やログインをしていないと、ネットに繋がらないケースがあります。

「タウンWiFi」なら自動で会員登録やログインをしてくれるので、スムーズにWi-Fiを楽しむことができると好評です。

街なかで使えるフリーWi-Fiをすぐに検索することができたり、遅いWiFiに接続しない機能があったりと、使い勝手が良いのもこのアプリの特徴。

ただし公衆の無料Wi-Fiを利用するには、通信を盗み見される可能性があるなど危険性が伴っているということを理解して利用しましょう。

Japan Connected-free Wi-Fi

「Japan Connected-free Wi-Fi」は、主に訪日外国人向けとして提供されているアプリですが、日本のユーザーでも利用可能。

このアプリを利用すれば、無料Wi-Fiスポットがもっと手軽で簡単に利用できるようになりますよ。

• 
• 

• 最初にアプリに登録すれば、その後さまざまな無料Wi-Fiに接続可能
• 付近のWi-Fiスポットを検索できる
• エリア選択をしてWi-Fiスポットを検索できる

アプリへの登録はとっても簡単。

メールアドレスのほか、FacebookやTwitterなどのSNSアカウントでも登録できます。

一度登録しておけば、Wi-Fiスポットごとの面倒な手続きが不要になるのがいいですね。

ただし90日以上Wi-Fiの接続がない場合は、自動的に登録情報が無効になるので再度登録が必要となります。

無料Wi-Fiスポットの通信速度やセキュリティについて

無料Wi-Fiスポットは、Wi-Fiに接続が可能な端末さえ持っていれば、誰でも気軽にインターネットが利用できるといったメリットがあります。

しかし誰でも接続できる分、通信速度の遅延や、ネット犯罪の被害者になってしまうリスクが生じるのも事実です。

これらのリスクは事前の対策で避けることができます。次に無料Wi-Fiスポットのデメリットとその対策法について紹介していきます。

正しい知識を身に付けて、安全な環境下で無料Wi-Fiを活用していきましょう。

有料のWi-Fi回線に比べると通信速度はやや遅め

街中や店内で接続できる無料Wi-Fiスポットは、キャリアが提供している有料のWi-Fi回線に比べて通信速度が遅い傾向があります。

キャリアが提供している有料のWi-Fi回線は、そのキャリアに契約している人しか接続できません。

しかし無料Wi-Fiスポットは、そこにいる人達が1つの回線を共有しているので、利用者が多いほど通信速度は遅くなってしまいます。

無料Wi-Fiスポットの通信速度が気になる人は、混み合っている時間帯や店舗を避けるなどの対策をしておくと良いでしょう。

セキュリティ管理が甘い無料Wi-Fiには個人情報漏洩の危険性も！

セキュリティ対策が十分にされていない無料のWi-Fi回線の場合、電波の受信や解析が簡単にできてしまいます。

しかもその方法はネットで検索するとすぐに分かってしまうので、誰でも簡単に別の人が使っている端末に潜り込んで、中身を覗くことが可能です。

ネット犯罪の被害者にならないためにも次のような対策をしましょう。

• 接続画面に鍵マークが付いているWi-Fiを選ぶ
• 自分の接続したいSSIDかどうかきちんと確認してから選択する
• 個人情報の入力が必要なページにはアクセスしない
• ログインIDやパスワードを入力しないあるいは表示させない

スマホのWi-Fi設定画面を開くと、SSIDの横に扇形のWi-Fiマークがありますが、そのマークの左横に鍵マークが付いているものと、ないものがあります。ちなみにAndroidの場合はWi-Fiマークの左下に鍵マークがついています。

鍵マークが付いているWi-Fiは、通信のデータ内容を暗号化してやりとりするようになっているので、安全性が高いWi-Fiといえます。

付いていないものは、暗号化がされていないので通信情報が外に漏れてしまう危険性が高くなります。

鍵マークが付いているWi-Fiに接続するためにはパスワードが必要です。パスワードは施設のWi-Fi情報で確認できますし、店員さんや係の人に聞けばすぐに教えてくれますよ。

最初に接続画面で確認を行い、なるべく鍵マークが付いている無料Wi-Fiスポットを利用するようにしましょう。

無料Wi-Fiのセキュリティ対策にVPNアプリを利用しよう！

街中の無料Wi-Fiスポットを利用するときは、Wi-Fiマークの横に鍵が付いた安全性の高いものを選んだ方が良いと説明しましたが、それでもまだセキュリティ対策が万全というわけではありません。

また緊急時など、無料Wi-Fiにどうしても繋げなければならない場合、利用したいWi-Fiスポットに鍵が付いていなかったら困ってしまいますよね。

そこで便利なのが、通信内容を全て暗号化することのできるVPNというシステムです。

VPN（Virtual Private Network）は仮想プライベートネットワークと呼ばれており、無料Wi-Fiを通じて行っている通信内容を全て暗号化することによって、誰かに盗み見されるリスクを最小限に抑えてくれます。

• ツイート
• はてブ
• いいね