SIMカッターのデメリットと失敗例

SIMカッターのデメリットと失敗例

スマホやタブレットなどの携帯端末には、それぞれ各携帯会社のSIMカードが挿入されています。

しかしSIMカードにはサイズが3種類あり端末ごとに決められているため、大きさが合わないと挿入することができません。

そこでSIMカードを小さくするために使われるのがSIMカッターという道具で、SIMカードをカットします。

しかし、このSIMカッターを巡るトラブルがあとを絶たず、大きな話題になっているのを知っていますか?

今回はSIMカッターの使用によって、SIMカードの破損や罰金など悲惨な結果を迎えた事例を紹介します。SIMカッターのリスクについて理解しましょう。

SIMカードのサイズを変えるSIMカッターとは

下の写真がSIMカッターです。SIMパンチとも呼ばれていて、1,000円程度で販売されています。

先ほど説明したとおり、SIMカッターはSIMカード※をカットし小さいサイズに変更する道具です。

SIMカッター画像

SIMカードとは

固有のID番号が記録されており、電話やインターネットをするために必要なICカードです。

SIMカードについては「SIMカードとは?仕組みや種類・購入前の準備」の記事で詳しく説明しています。

SIMのサイズについて

端末によって対応するSIMカードのサイズが異なるために、次のような問題が起こることも。

SIMカードのトラブル例
  • 今持っているSIMカードのサイズが大きく、使いたいと思っている端末に挿せない
  • 複数の端末を同じSIMカードで使用したいが、それぞれの対応サイズが違う

このような問題をSIMカッターの使用で解決できます。

例えば自分が今使っているSIMカードがmicroSIMで、これから使いたい機種に挿せるSIMカードのサイズがnanoSIMの場合、SIMカッターでnanoSIMにカットすることができます。

しかしSIMカッターは、デメリットを理解せず使用すると後悔する可能性が高いです。

SIMカードのサイズを大きくするときは、SIM変換アダプター※を使用します。

SIM変換アダプターは取り外し可能なので、使えるカードのサイズが異なる複数の端末を使い回すことが可能です。

SIM変換アダプターとは

小さいサイズのSIMカードにかぶせて大きいサイズに変更できるアダプターのことです。

SIM変換アダプターなど、SIMカードのサイズについては「SIMカードのサイズと対応機種一覧」の記事で詳しく解説しています。

nanoSIMならSIMカッターを使用することは絶対にないから、これから機種変更などを考えているならnanoSIMを選んでおくといいよ!

SIMカッターの失敗例紹介

SIMカッターはホチキスのような形をしていて、誰でも簡単に使えそうですよね。

でもSIMカッターには粗悪品もある上、失敗するとSIMカードが壊れる場合もあります。

SIMカッターによる失敗例
  • SIMカッターでSIMカードを傷つけてしまい、使用できなくなった。
  • SIMカードのカットに成功したと思ったが、端末に挿しても認識されず使えなかった。
  • SIMカードではなくSIMカッターの方が壊れた。

SIMカードには電話番号やメールアドレスなどの大切な情報が入っています。誤ってSIMカッターで破損してしまうと、再度SIMカードの契約をするなど費用や手間もかかるのでおすすめしません。

SIMカッターでのカットに成功している人もいますが、失敗を覚悟で行っている人が多いです。

えーん!SIMカードがボロボロになっちゃったらやだよぅ。
SIMカッターの使用は勝率の低い賭けも同然!未経験者はSIMカッターは使ったらダメだよ。

SIMカッターを使うと損害金が発生!SIMカードは返却が必要なことも

格安SIMの中には、解約時にSIMカードの返却が義務づけられている場合があります。

ドコモやau、ソフトバンクのような大手キャリアでもそうですが、SIMカードはユーザーに貸し出されているものです。一般的に解約時に返却します。

格安SIMでSIMカードの返却が義務づけられている場合、未返却やSIMカッターで切断されていた場合は約3,000円の損害金が発生します。

損害金が発生するなんて、なんだか怖いよう。
SIMカードが大きくて入らない場合は、絶対に自分でカットしてはだめだよ。このあと紹介するけど、サイズ変更したほうが安全だよ。

契約後でもSIMカードのサイズ変更可能

格安SIMの中には、SIMカードの変更手続きを行っている会社もあります。

SIMカードが変更できる格安SIMと手数料例
格安SIM 手数料(税抜)
NifMo(ニフモ) 3,000円
BIGLOBEモバイル(ビッグローブモバイル) 3,000円
mineo(マイネオ) 2,000円
楽天モバイル 3,000円
SIMカードのサイズ変更は申し込みからSIMカード発送までに2日~2週間かかるため、スマホを使用できない期間が生じます。

店頭で申し込みができる格安SIMであれば、SIMカードの在庫があればすぐに交換できる場合もあります。

格安SIMのサイズ変更手続きは2,000円~4,000円の手数料がかかるよ。

SIMカッターを買ったほうが安いけれどリスクが大きいから、サイズ変更をするほうがいいよ。

SIMカッターは避けて!安全な方法で格安SIMを利用しよう

SIMカッターはSIMカードを小さく切り、他の端末に合うようにできる便利な道具です。しかしカットしたSIMカードが確実に使えるという保証はありません。

SIMカードが破損すると、電話番号やメールアドレスなどの設定された情報が失われ、そのSIMカードは使えなくなってしまいます。

またカットしたSIMカードは、返却する際に損害金を求められる場合もあります。

複数の端末を1枚のSIMカードで使用したり、SIMカードは引き続き利用して端末だけ替えたい場合は、SIMカードのサイズに合った機種を選ぶか、nanoSIMを選ぶことをおすすめします。

どうしてもカードのサイズ変更が必要な場合はカード変更手続きを利用し、SIMカッターは使わないようにしましょう。

※記載されている内容は2017年3月現在のものです。