楽天モバイルの料金プラン解説！スーパーホーダイvs組み合わせプラン

2018.08.27                

格安SIMのなかでも、人気の高い楽天モバイル。

かけ放題とセットになったプラン「スーパーホーダイ」や、低料金から大容量まで自分の使い方に合わせデータ容量や通話オプションなどを選択する「組み合わせプラン」など、料金プランが豊富なことも人気の理由です。

この記事では楽天モバイルの料金プランだけでなく、料金を安くするテクニックも載せているので、ぜひご覧くださいね。

楽天モバイルの料金プランは大きくわけて2つ！

楽天モバイルの料金プランは大きくわけて2つ。

• スーパーホーダイ
• 組み合わせプラン

「スーパーホーダイ」とは、高速データ通信と国内通話10分かけ放題がセットになったプラン。

楽天会員や長期利用を約束することで、月額料金が安くなります。

「組み合わせプラン」は、自分の使い方に合わせてデータ容量や通話の有無などを選択できるプラン。

一番安いプランであれば月額525円から利用できたり、30GBの大容量のプランがあったりと、自分の使い方に合わせてカスタムすることができるのが特徴です。

ここからはそれぞれのプランについて、もっと詳しく解説します。

「スーパーホーダイ」は10分かけ放題がセットになったプラン

スーパーホーダイには、高速データ通信と国内通話10分かけ放題がセットになった4つのプランがあります。

プラン名	高速通信容量	月額基本料金
プランS	2GB	2,980円
プランM	6GB	3,980円
プランL	14GB	5,980円
プランLL	24GB	6,980円

表の料金は、割引適用前の月額基本料金です。

楽天モバイル「スーパーホーダイ」の料金は、楽天会員であるかないか、ダイヤモンド会員であるかないか、長期契約をするかしないかなどで大きく変わります。

例えば、「プランS」の3年の長期契約をし、楽天会員のダイヤモンド会員の場合、月額980円から利用することも可能です。

スーパーホーダイを検討している人は、次の記事で細かな料金を表示していますのでぜひ読んでください。

さらに楽天モバイルスーパーホーダイは、規定の高速通信容量を使い切ってしまっても、最大1Mbpsの通信速度でデータ通信を使用できるんです。

1Mbpsの速度があれば、ほとんどストレスを感じることなくネットを利用できるので安心です。

「組み合わせプラン」は容量や通話など使い方に合わせてセレクト

楽天モバイルの「組み合わせプラン」は、低料金なベーシックプランから、データ通信大容量のプランまでさまざまです。

まず「組み合わせプラン」は、大きく分けてSIMの種類が3つあります。

• SMS※の付いていない「データSIM」
• SMSの付いている「050データSIM」
• 「通話SIM」（SMSは付いています）

それぞれの主な特徴は次のとおりです。

データSIM	SMSなし データ通信のみ利用可能 無料通話アプリがあれば通話可能（※1、2）
050データSIM	SMSあり 050の電話番号で発信・着信可能（※2） 無料通話アプリの通話も可能（※1、2）
通話SIM	SMSあり 090などから始まる電話番号で通話可能 無料通話アプリの通話も可能（※1、2）

では楽天モバイル「組み合わせプラン」の料金プランを見てみましょう。

	データSIM （SMSなし）	050データSIM （SMSあり）	通話SIM
ベーシックプラン	525円	645円	1,250円
3.1GBプラン	900円	1,020円	1,600円
5GBプラン	1,450円	1,570円	2,150円
10GBプラン	2,260円	2,380円	2,960円
20GBプラン	4,050円	4,170円	4,750円
30GBプラン	5,450円	5,520円	6,150円

大手キャリアから乗り換える場合は、自分はどれくらいの容量が必要なのかをあらかじめ明細書などで確認しておきましょう。

「明細をチェックして契約したけれど、使ってみたらやっぱりプランを変えたい」ということもありますよね。楽天モバイルなら月に1回までなら無料でプラン変更することも可能です。

ベーシックプランは低速通信！

料金がとても安い「ベーシックプラン」は、低速データ通信のみ使い放題。

高速データ通信は一切使えないので注意が必要です。

LINEなどのSNSを利用するくらいであれば十分ですが、動画やWEBサイトの閲覧・重い画像のアップには時間がかかりストレスを感じてしまいます。

高速通信を利用したいのであれば、3.1GBプラン以上を利用してください。

大容量プランもお得な楽天モバイル！

楽天モバイルには、データ容量が20GBや30GBという大容量プランがあります。

テザリングを利用する場合、大容量は必要不可欠。

楽天モバイルはテザリングオプションが無料なのも嬉しいポイントです。

	20GB	30GB
楽天モバイル（※1）	5,600円	7,000円
ドコモ（※2）	7,700円	9,700円
au（※3）	7,000円	9,000円
ソフトバンク（※4）	8,500円	9,500円（※5）

050データSIMでも通話可能！他社の類似サービスよりも低価格

楽天モバイルには「050データSIM」というSIMカードがあります。

これはViber（バイバー）というアプリを利用し、データSIMでありながら通話も可能にしたSIMカードです。

データSIMなので、090や080、070から始まる電話回線を使った電話番号で通話することはできませんが、050から始まるIP電話番号を使い固定電話や携帯電話に発信や着信することが可能。

このViberは通話料が発生し、データ容量を消費するので注意してください。

他社にもIP電話などを利用した通話サービスがあるので、類似サービスと比較してみましょう。

	月額料金	050番号	通話料 （携帯電話宛）	通話料 （固定電話宛）
楽天モバイル （050データSIM）	－	◯	11.08円／分※	3.39円／分※
LINEモバイル （Line Out)	0円	✕	14円／分	3円／分
OCN モバイル ONE （050 plus）	324円	◯	17.28円／分	8.64円／3分
mineo Dプラン （LaLa Call）	100円 （無料通話100円分付き）	◯	19.44円／分	8.64円／3分

090などで始まる電話番号はあまり使用しないという人や、データ通信のみで十分という人にも喜ばれている「050データSIM」。

データSIMと050アプリがセットとなったサービスなので、月額料金が不要なのも嬉しいですね。

楽天モバイルと大手キャリアの通話料やかけ放題を比較！

「格安SIMは通話料が高い」という理由で、乗り換えに二の足を踏んでいる人もいるようです。

しかしそれは誤解で、逆に大手キャリアのほうが高いという可能性も。

大手キャリアには、月額2,700円ほどの国内通話が無制限かけ放題のプランと、月額1,700円ほどの5分以内なら何度でもかけ放題というプランがあります。

大手キャリアの場合、かけ放題の必要がなくても、どちらかのかけ放題プランに必ず加入しなければなりません。

一方で楽天モバイルは、かけ放題プランの加入は自由。

無制限かけ放題はありませんが、10分以内なら何度でもかけ放題のオプションが月額料金850円で利用できます。

通話が10分を超えてしまった場合でも、通常30秒につき20円の通話料金が、「楽天でんわ」アプリからの発信で半額の30秒につき10円で通話可能。

大手キャリアの5分かけ放題プランで5分を超えると、30秒につき20円の通話料がかかるので、楽天モバイルの通話料がいかにお得かがわかります。

格安SIMは通話料が高いというのは、誤解です。

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