本当にあった恐怖のスマホトラブル6選!国民生活センターの相談事例

本当にあった恐怖のスマホトラブル6選!国民生活センターの相談事例

スマホを使っている皆さん、トラブルに巻き込まれた経験はありませんか?スマホに関するトラブルは身近に潜んでおり、詐欺や個人情報の悪用などに誰でも遭遇する危険性があるんです。

消費者問題を扱う国民生活センターには、スマートフォンに関するトラブル相談が急増しています。2011年から2015年の4年間で、スマホを使ったウェブサイトやSNS、アプリなどに関する相談件数はなんと約17倍も増加しました。

今回は国民生活センターに実際に寄せられた、スマホに関する相談事例6つと、トラブルに巻き込まれたときの対処法を紹介します。

有料サイトで100万円!?不当な高額請求やクレジット情報流出

「インターネットの有料サイトで高額請求された」という話は昔からよく聞きますよね。現在では有料サイトを閲覧しなくても、突然高額な請求をされる人が増えています。

ウイルスに感染したり不正なアプリをダウンロードすると、個人情報が流出し詐欺のターゲットになってしまうんです。なかでもクレジットカードを使ったオンライン決済やプリペイドカードを悪用した詐欺が増えているんですよ。

実際に国民生活センターに寄せられた事例と、それら詐欺の対処法や予防策を紹介します。

プリペイドを使った詐欺が急増中!請求されても対応しないこと

プリペイドカードを使った詐欺が増えています。指示通りプリペイドカードを購入しカードの番号を教えてしまうと、お金を引き落とされてしまいます。

子供のスマホに「有料サイトの未納金が発生している」というメールが届いた。その後プリペイド型電子マネーのギフト券で100万円以上支払った。

メールや電話でプリペイドカードへの入金を指示されたときは、返信や連絡、入金をせずに最寄りの消費生活センターに相談してください。

慌てて連絡を取ってしまうと個人情報が相手に伝わり狙いをつけられ、しつこく入金を迫られてしまいます。

プリペイドカードを経由してお金を取られてしまうと、お金を取り返すのは困難です。小中学生にもスマホは広がっているため、保護者が対策を行うことが大切です。

巻き込まれてしまった場合は、すぐにプリペイドカードの発行会社と最寄りの消費生活センターに相談しましょう。

プリペイドカードを使った詐欺を未然に防ぐ方法
  • 人に指示されたプリペイドカードの購入をしない
  • 人にプリペイド番号を伝えない
  • 身に覚えがない請求で焦っても返信や連絡をしない
  • 最寄りの消費生活センター※に連絡する
※最寄りの消費生活センターは国民生活センターのホームページで確認できます。

クレジットカード情報の流出が心配・・・請求内容をきちんと確認

ネットショッピングやオンライン決済で、クレジットカード情報をインターネット上で入力する機会も多いですよね。なかには「クレジット情報がどこかに流出したり、悪用されるのでは」と心配になる人もいます。

スマホで占いサイトを利用し、ポイント代をクレジットカードで決済した。占いサイトに不審を感じ解約したが、クレジットカード情報の悪用が心配。

「情報の悪用は心配だけど、クレジットカードの便利さは手放せない・・・」そんな人も多いのでは。クレジットカード情報をインターネット上で利用するときは、次の対策をしておきましょう。

クレジットカードをインターネット上で使うときにすべきこと
  • カード会社に不正利用の補償制度があるか確認する
  • SSL(※1)または本人認証システム(※2)を採用しているサイトを利用する
  • 契約先のURL・メールアドレスを控えておく
※1:SSL
情報を暗号化するセキュリティシステム。SSLが使われている場合URLが「https://」になり、画面の上または下にカギのマークが表示されます。
※2:本人認証システム
セキュリティのためMaster Card、VISA、JCBが推奨しており、カード会社に登録したID・パスワードを入力することで他の人がカードを使うのを防ぐシステムです。

インターネット上でクレジットカード情報を入力したあとは、毎月の「ご利用明細書」を、お金が引き落とされる前に確認しましょう。

えーっ!明細に使った覚えのない請求が入ってるよ!どうしよう!
身に覚えがない請求があった場合はすぐにカード会社に連絡して!カード会社の調査の結果他人の不正使用と認められた場合は、一定の条件をクリアしていれば請求が取り消されるよ。

乗っ取りや偽アプリで個人情報流出!正しいセキュリティ対策が必要

アプリをスマホで使っている皆さん、もしかしたらそのアプリから個人情報が流出しているかもしれません。ウイルスの感染などが原因で個人情報が漏れると、次のようなトラブルが起きることも。

個人情報流出のトラブル例
  • 普段使っているアプリやSNSが乗っ取られ、自分の家族や友達にプリペイドカードの購入を促すメッセージが送られた
  • 自分になりすました他人が、ネットショッピングで勝手に商品を購入し代金が請求された

実際に起こった事例と、対処法や予防策を紹介します。

アプリが乗っ取られてログインできない!周囲に被害が及ぶことも

LINEやTwitter、FacebookなどのSNSアプリを使っている人も多いですよね。これらアプリの乗っ取りが多発しており、実際に国民生活センターにも次のような相談がありました。

無料通話アプリのアカウントが乗っ取られてしまい、ログインできなくなった。どうすればよいか。

犯人はアプリを乗っ取ると、本人になりすまし「プリペイドカードやウェブマネーを買って欲しい」など金銭を要求するメッセージを友達に送ります。

筆者も知人2人からLINEで「プリペイドカードに入金し、カード番号の写メを送ってほしい」というメッセージが送られてきました。

実体験をふまえて、アプリを乗っ取られたときに有効な対処方法を紹介します。

アプリが乗っ取られたときの対処法
  • メールや電話で「アカウントを乗っ取られたから、入金はしないで」と知らせる
  • パスワードを変更する
  • パスワードの変更ができなければ運営会社に連絡する

自分でパスワードを変更できなくなっていたら、犯人がアプリを乗っ取ってパスワードを変更しています。また入金を支持するメッセージがきたら、すぐに相手にメールや電話で知らせましょう。

それって偽アプリ!?セキュリティ万全のはずが高額請求

みなさんはスマホのセキュリティ対策をしていますか?対策をしている人でも安心はできません。もしかしたらそのセキュリティ対策アプリは偽物で、個人情報を漏らしているかもしれません。

Androidの場合、アプリをダウンロードするサイトはGoogle Playをはじめ数多くあります。審査基準はサイトによって異なり、偽アプリが出品される危険性が高いんです。

実際にGoogle Playストアで星4.6、ダウンロード数1万超えであった「Virus Shield」や、無料でダウンロード数50万を超えた「SAFE antivirus Limited」はどちらも詐欺アプリでした。

偽アプリにはセキュリティ機能がなく、むしろ端末や個人の情報を漏らしてしまいます。実際に次のような相談事例もあります。

たびたびスマホにウィルス感染を警告する表示が出るので一度アプリをダウンロードした。最近になり請求料金が高くなったのはそれが原因なのか。

この場合はセキュリティアプリが偽物で、それが原因で請求が高額になったと断定はできません。

しかしウイルス感染の警告表示し、偽アプリをダウンロードさせる手口もあるので原因となった可能性はあります。

正しいセキュリティ対策を行って、これらの偽アプリから情報が漏れないよう注意してください。

セキュリティ対策の方法には、セキュリティ対策アプリのインストールやスマホにロックをかけることなど、いろいろあるよ。

詳しい方法やアプリは「格安SIMのセキュリティ対策方法」で解説しているから、参考にしてね。

携帯会社とのトラブルも多発!困ったときはカスタマーサービスに相談

「今月の携帯代、こんなに高いの!?」と料金に驚いたり、端末やSIMの初期不良に泣かされた経験がある人も多いのではないでしょうか。

SIMやスマホは機械なので、初期不良は当然起こります。またスタッフとの認識の違いで、本人の使い方に合わないプラン設定をされることもあります。

初期不良やプラン設定の変更はスムーズに解決したいですよね。そこで携帯会社とのトラブル実例と対策を紹介します。

初期不良なのに交換拒否!カスタマーサービスに相談しよう

SIMカードやスマホは機械なので、当然初期不良が起こることもあります。初期不良があったら無料交換をすぐにして欲しいのが本音ですが、きちんと対応してもらえない例も。

通話機能付き格安SIMを購入したが作動しなかった。初期不良と思われるが無料交換に応じてもらえなかった。

事例はSIMカードとなっていますが、端末でも実際に交換を拒否された例もあります。初期不良の交換をスムーズにしてもらうために、次のような対策をとりましょう。

  • 契約前→初期不良の対応を確認する
  • 契約後→カスタマーサービスに相談する

店頭で拒否されても、カスタマーサービスでは交換に対応してもらえたという声もあります。

カスタマーサービスでも対応してもらえなかったときは、最寄りの消費生活センターまで相談してください。

通話がついていない・見積もりより高額!分かりづらい通信プラン

スマホのプランには無料通話やパケット定額など多くのプランがあり、多くの人が複雑だと感じています。

楽天リサーチが2014年に、全国のスマホユーザー1,000人を対象に行ったアンケートによると、「スマホの料金プランは複雑でわかりにくいと思う」に対し「そう思う」と答えた人は88.0%でした。

「複雑でよく分からないから」とスタッフに任せてしまうのは危険です。要望が正しく伝わっていないと、自分に合ったプランを組んでもらえず、結果として高額な料金になってしまう可能性も。

スマホを契約したが料金が最初の説明より高くなっている。しかも通話付きプランにしたかったのに、実際は通話無しのプランだった。

auやソフトバンク、ドコモなど大手キャリアのプランはとても複雑です。そのプランを自分で理解し自分に合ったプランを組める人なら問題はありませんが、自分で組むのが難しそうという人にはMVNOがおすすめです。

LINEモバイルやmineoなど、格安スマホを提供するMVNOの料金プランは分かりやすいのが特徴です。

格安スマホなら毎月2,000円以下で使えるプランも多いので、携帯代の節約ができます。

格安ってなんだか裏がありそうで不安。
ドコモやauから回線を借りているから設備のお金がかからないし、店舗の数が少ないからその分安く済んでいるんだ。使い心地は大手キャリアと遜色ないよ。

格安スマホの疑問や不安については「格安SIMの疑問・不安をQ&Aで徹底解説」で答えているから読んでみて。

スマホトラブルが起きても泣き寝入りは禁物!

スマホがシニアや小中学生にまで広がったことで、トラブルに巻き込まれる人も増加しています。アプリなどからウイルスに感染し、個人情報が漏れる例もあるんですよ。

詐欺の手口は巧妙化しているため、正しい知識を持って対策を行い、おかしなことがあったらすぐに最寄りの消費生活センターなどに相談することが大切です。

また携帯を契約するときも、複雑だからと丸投げしてしまうのは危険です。現在では分かりやすい料金プランをウリにする格安スマホ会社も増えています。キャリアの複雑な料金プランで高いと感じている人は、乗り換えも検討してみてくださいね。