ドコモの学割2019は280円？全容解明と料金シミュレーション

星野源さんのCMでお馴染み、ドコモの学割。2019年5月末日まで受付中です。

このタイミングでドコモを契約しようと思っている学生さんや、子どもにスマホを持たせようと思っている親御さんも多いのではないでしょうか。

ではなぜdocomoにするのですか？

• 家族がみんなdocomoだから
• 学割だとお得だから
• 月額290円から利用できるから
• なんとなくdocomoが安心だから

…などいろいろな理由があると思いますが、実はとても損をしているかもしれません。

ドコモの学割の内容を簡単解説！シェアしなければお得感はない

2019年5月31日（金）まで受付中の「ドコモの学割」。

「学割」となっていますが、学生でなくても25歳以下の人はすべて対象。

新規契約（MNPを含む）をするか、FOMAからXiへの契約変更した場合に適用となります。

つまりこれからスマホデビューする人が対象なので、既にドコモのスマホを利用している25歳以下の人が機種変更をしても、学割は受けられません。

ドコモの学割が適用となると、大きく2つの特典が。

• 1年間毎月1,500円割引
• 同一シェア家族にも2,500pt進呈

ではそれぞれ解説します。

1年間毎月1,500円割引！月額280円も可能です

ドコモの学割が適用されると、毎月1,500円が月額料金から割り引かれます。

つまり1年間で18,000円お得に。さらにこの後説明しますが、dポイントの進呈もあるのでさらにお得。

トータルの割引額としては、auやソフトバンクの学割よりもお得です。

家族でパケットシェアしシンプルプランで契約すれば、月額料金を280円まで抑えることが可能です。しかしそれは1年間。この後「本当に280円！？家族でパケットをシェアするなら280円も可能」の章で詳しく紹介します。

パケットシェアせず個人で契約する場合は、280円というのは不可能。一番安く運用できたとしても最初の1年間が月額2,680円、その後は4,180円です。

詳しくはこの後「個人での契約はお得感が少ない！絶対に格安SIMにするべき」の章で紹介しています。家族契約ではなく、個人で契約しようと思っている人は読み進めてください。

ドコモの学割該当者と同一シェアグループならdポイントがもらえる

ドコモの学割該当者が家族とシェアプランを利用してデータ容量を分け合う場合、同一シェアプランの人全員に2,500ptのｄポイントが進呈されます。

例えば家族3人でシェアプランを利用すれば2,500ptを3人に、つまり7,500ptをもらえるんです。

ただしシェアプランではなく、それぞれが1人用のベーシックパック（データシェア不可）などを契約している場合、この特典は受けられません。

本当に280円！？家族でパケットをシェアするなら280円も可能

ドコモの公式サイトを見ると「月額280円～」と大きく書いてあります。

確かに月額280円でも利用できますが、それはいろいろな条件が揃った場合。280円を実現するためには家族の協力が不可欠です。

まず覚えてほしいのは、ドコモのスマホを契約する場合、「基本プラン」「パケットパック」「インターネット接続サービス」の3つに加入することが必須ということ。

では具体的な例を挙げてシミュレーションしてみましょう。

今回はスマホ端末代を含まずに計算しますが、この後「iPhoneXRが28,800円で購入可能！iPhoneデビューにおすすめ」の章で、端末代についても触れていますので、参考にしてください。

では家族全員が2年間支払う金額を見てみましょう。

ベーシックシェアパックは、データ容量の使用量に合わせて料金が上がっていきます。5GBまでなら6,500円、10GBまでなら9,000円ですが、家族3人で5GBはかなり難しいでしょう。

上の表の条件で家族3人でドコモを利用すると、月額料金は平均15,000円ほど。スマホ端末代が加わるともう少し高くなります。

そしてこの家族の場合、学割該当者とデータシェアをしているので、学割特典として3人すべてにdポイントが2,500ptずつ、合計7,500ptが進呈されます。

iPhoneXRが25,920円で購入可能！iPhoneデビューにおすすめ

2018年10月に発売されたiPhoneXR。

現在、何の割引もされなければ64GBが98,496円（税込）ですが、現在大幅に値下げが行われています。

なんと一括25,920円、24回払いなら月々1,080円で手に入れられるんです。

ではその内容を見てみましょう。

おすすめ格安SIM3選！家族みんなで乗り換えれば大幅節約

先程シミュレートした家族3人のドコモの料金。3台で1カ月平均約15,000円なら安いと思った方も多いかもしれません。

しかし格安SIMにすればもっとお得。

ここからは当サイトおすすめの格安SIM3社と比較します。

ではそれぞれの料金を見ていきます。

「mineo」（マイネオ）は大手キャリア3社すべての回線あり

mineoはドコモ回線だけでなく、au回線もソフトバンク回線も持つ格安SIM。

他社の回線にも無料でパケットを送り合うことができ、さらに家族だけでなく友人などともパケットを送り合うことができます。

ではドコモ回線のmineoを契約した場合のシミュレーションしてみましょう。

mineoには無制限かけ放題がないため、10分を超えての通話は30秒につき10円の通話料金がかかりますが、大手キャリアの場合30秒につき20円なので半額で通話可能。

また娘はほとんどLINEの無料通話を利用するため、かけ放題は契約していません。

mineoはデータ容量を他のユーザーに送り合うことができる「パケットギフト」や、繰越したデータ容量をシェアする「パケットシェア」などが無料で利用できます。

父6GB、母3GB、娘3GBで契約し、合計12GBを家族でデータをシェアすれば、無駄なくデータ容量を利用でき、また節約にも繋がります。

mineo（マイネオ）の評判・口コミ・料金・サービスの総まとめ

SNSを楽しむなら「LINEモバイル」！特定のSNSデータ使用はカウントフリー

LINEモバイルはドコモ回線とソフトバンク回線に2つの回線をもつ格安SIM。ソフトバンク回線の格安SIMはまだそれほど多くないので、ソフトバンクユーザーやソフトバンクで購入したスマホ端末を使用したい人におすすめ。

LINEモバイル同士なら回線が違っても家族でデータシェアすることも可能です。

LINEモバイルの最大の特徴は、トークや無料通話などLINEサービスを利用した際のデータ通信量がカウントフリーということ。

つまりLINEのサービスであれば、どれだけ利用してもデータ容量が消費されないのです。

さらに3GB以上のプランなら、InstagramやTwitter、facebookもカウントフリー。

また格安SIMではLINEのID検索ができませんが、LINEモバイルだけはID検索ができるというメリットもあります。

ではドコモ回線のLINEモバイルを契約した場合のシミュレーションしてみましょう。

LINEモバイル徹底検証！サービスや通信速度など評判まとめ

家族利用がとてもお得な「IIJmio」（みおふぉん）

IIJmioはドコモ回線とau回線に2つの回線をもつ格安SIM。回線が違っても家族でデータシェアすることも可能です。

IIJmioの最大の特徴は、家族での利用がとてもお得ということ。

例えば、誰とでも10分かけ放題オプション（830円）は家族とは30分通話無料、3分かけ放題オプション（600円）なら家族とは10分通話無料になります。

ではドコモ回線のIIJmioを契約した場合のシミュレーションしてみましょう。

今回は家族で12GBのデータ容量をシェアして利用する「ファミリーシェアプラン」を選択します。

IIJmioは最大10枚までSIMカードを増やすことが可能。090や080などの携帯電話番号をつけるなら、1枚につき700円の音声通話機能付帯料が必要です。

IIJmio（みおふぉん）の料金や速度・契約から解約方法まで徹底解説

格安SIMと比較！iPhoneXRが格安でもやっぱり格安SIMがお得

ではドコモとmineo、LINEモバイル、IIJmioの料金を比較してみましょう。

同じような条件で比較すると、いかに格安SIMが安いかがわかります。

先程ドコモでiPhoneXRを購入すると25,920円（税込）で購入可能と紹介しましたが、AppleStoreでは64GBのSIMフリー版が91,584円（税込）なので、その差額は65,664円。

ドコモとの差額は2年間で約20万円生じるので、ドコモでiPhoneXRが65,664円安く変えるとしても、2年間で約15万円程度節約可能です。

個人での契約はお得感が少ない！絶対に格安SIMにするべき

ここまで家族で契約する場合を比較してきましたが、個人でドコモへの新規契約やMNP乗り換えを検討している25歳以下の人もいるかと思います。

でもちょっと待ってください。年間何万円ものお金をドブに捨てるようなものです。

ここからはドコモと人気の格安SIM「LINEモバイル」を個人で契約した場合の料金を比較。

ドコモを最安値で契約するためにはデータ容量を1GBに抑えなければならないため1GBの比較と、一般的に利用の多い5GBの比較をします。なお端末代は含めません。

ドコモとLINEモバイルを同じ条件で利用した場合、2年間で53,520円の差額が出ました。

データ容量を1GBに抑えるには、ほとんどスマホを使わないかWi-Fi環境の整ったところで使用する必要があり、あまり現実的ではありません。

ここからは学生の契約で一般的な容量5GBで比較してみましょう。

ドコモとLINEモバイルを同じ条件で利用した場合、2年間で79,440円の差額が出ました。

しかもLINEモバイルなら、LINEをはじめSNS使用時のデータ容量の消費はありません。これは学生さんには嬉しいサービスですよね。

またｄポイントの進呈特典は家族でシェアパックを契約することが条件のため、個人での契約ではｄポイントももらえません。

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