APNとは？APN設定の方法を画像＆動画付きでわかりやすく解説

2018.11.21                

「今持っているスマホで格安SIMを使いたい」と考えていても、いざ契約となるとなかなか踏み出せないという人もいるのではないでしょうか。

その理由はさまざまだと思いますが「自分で初期設定をすることにハードルの高さを感じている」人が多いようです。

APN設定とは？格安SIMに欠かせない初期設定

格安SIMは大手キャリアであるドコモやauなどから回線をレンタルし、サービスを提供しています。それにより安い料金が実現できているのです。

APN設定とは、インターネットサーバーに接続する際に必要な設定。

回線は大手キャリアからレンタルしていますが、サーバーは格安SIMごとで違うため、このAPN設定をすることでインターネットに接続できるのです。

接続情報であるAPNを入力することで、通信サービスができるようになります。格安SIMを契約したら、まずはAPN設定を行いましょう。

APN設定の事前準備！Wi-Fi環境とSIMカード挿入方法を確認

APN設定は、ほんの3分程度で完了できるとっても簡単な操作です。

まずは事前に準備するべきことを説明します。

• Wi-Fi環境を確保する（iPhoneの場合）
• SIMカードを端末に挿入する
• 端末の電源を入れる

iPhoneでAPN設定を行うときには、Wi-Fiやモバイルルーターでデータ通信ができる環境が必要です。

もし自宅にWi-Fiやモバイルルーターがない場合は、Wi-Fiを設置しているコンビニやカフェなどを利用してAPN設定を行いましょう。

Android端末の場合はAPN設定で通信を行う必要がないので、Wi-Fiなどの環境は不要です。

APNの設定項目は格安SIMによって違います。設定項目は格安SIMの公式ホームページで確認できますし、契約するとSIMカードに詳しく書かれた冊子が同封されていますので、見ながら設定していけば、ほんの3分ほどで完了します。

iPhone端末のAPN設定方法

ここではiPhoneのAPN設定方法を解説します。

今回はUQモバイルを例に挙げて解説しますが、他社でも流れは同じです。

Androidを使用する人は「Android端末のAPN設定方法」まで進んでください。

4Gに切り替われば、無事APN設定が完了しています。

設定ができたら、Safariなどでインターネット接続ができているか確認しておきましょう。

Android端末のAPN設定方法

アンドロイド端末で行うAPN設定は、次の手順で行います。

AndroidはWi-Fiと繋がっていなくてもAPN設定ができます。

端末の種類によって、「アクセスポイント名」が「APN」と表示されている場合があります。

上の番号がふってある項目に必要事項を入力してください。

番号	項目
1	名前（ネットワーク名）※
2	APN（APN設定）
3	ユーザーID（ユーザー名）
4	パスワード（password）
5	認証タイプ（PPP認証方式、PPT認証設定）

メニューは画面右上にあるマークをタップすると開きます。

スマホのブラウザ画面（地球儀のマーク）をタップして、インターネットに接続できたらAPN設定の完了です。

新規登録する通信サービス名は、各格安SIMのホームページで確認してください。

APN設定が不要になる方法！設定サービスや端末セット購入

大手キャリアの場合、初期設定などをスタッフがすべてしてくれます。

そういった人件費やショップ運営のコストが、月額料金を高額にしているのです。

格安SIMはそういったコストを削減するため、基本的にAPN設定などは購入者が自ら行います。

簡単な作業なので、この記事などを参考にすれば誰でも3分ほどで設定可能。

ほとんどの格安SIMで、電話によるサポートもしてくれるので心配ありません。

しかしやっぱり不安という人のために、APN設定を自分でしなくてもいい方法を紹介します。

• 格安SIMの設定オプションを利用する
• 端末とSIMカードをセットで購入する

ではそれぞれのおすすめ格安SIMを紹介します。

格安SIMの設定オプションを利用してAPN設定をしてもらう

格安SIMによってはオプションなどでスタッフが初期設定をしてくれる会社もあります。

初期設定をする際に電話で教えてもらうサービスは、ほとんどの格安SIMで無料ですが、スタッフが初期設定をしてくれるオプションは別途料金がかかりますので、注意してください。

楽天モバイルの「ご自宅出張申込」

楽天モバイルの「ご自宅出張申込」は自宅にいながら契約ができ、設定サポートや基本的な使い方のレッスンまでついています。

通常のWeb契約でも必要なスマホ代金や契約時の事務手数料などは必要ですが、出張費やサポート費用が込みで4,300円（税抜）。

新規申し込みの場合は約90分、他社からの乗り換えは約120分ほどの時間を要します。

楽天モバイルは楽天スーパーポイントが貯まるなどサービスも充実していて人気の格安SIM。

スマホ初心者や機械が苦手という人にもオススメです。

端末とSIMカードのセット購入でAPN設定があらかじめしてある格安SIMを選ぶ

多くの格安SIMがスマホ端末とSIMカードのセット販売をしています。

しかしセットで販売していても、APN設定は購入者が自宅でしなければならないところがほとんどです。

スマホ端末とセット購入ならIIJmioがおすすめ

IIJmioのセット販売は、ほとんどの機種でAPN設定された状態で手元に届きます。

IIJmioはファミリーでの利用にお得なサービスが充実している格安SIM。

例えばデータをシェアして使用する「ファミリーシェアプラン」や、家族との通話が30分以内なら「何度でもかけ放題通話定額オプション」などがあります。

もちろん個人で利用してもお得で、お客様満足度の高い格安SIMです。

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