ソフトバンクのウルトラギガモンスター＋（プラス）とは？テザリングなど注意点も解説

2019.06.26                

ソフトバンクの料金プランは「ウルトラギガモンスター＋（プラス）」と「ミニモンスター」の2つ。

料金はすべての割引が適用になれば、これだけたっぷり利用できて月額3,480円と、とってもお得。

ただしすべての割引が適用されるには、別の契約をしたり家族で利用したりと、かなり条件が厳しくなります。

この記事では、ウルトラギガモンスター＋（プラス）についてわかりやすく解説。

契約してから後悔しないために、この記事でまずは料金や注意事項をチェックしてくださいね。

ウルトラギガモンスター＋（プラス）とは？とにかく大容量必要な人にはおすすめ

ウルトラギガモンスター＋で利用できる月間データ容量は50GB。

このデータ定額「50GBプラス」に、30秒につき20円の通話料が必要な「通話基本プラン」と「ウェブ使用料」がセットになったのが「ウルトラギガモンスター＋」です。

皆さんは、毎月どれくらいのデータ容量が必要ですか。

ウルトラギガモンスター＋は50GBも使え、対象アプリもカウントフリーなので、思う存分スマホを楽しむことができます。

しかし、もしそれほど利用しないのなら、高額なウルトラギガモンスター＋を契約する必要はありません。

ソフトバンクにはちょうどよい料金プランがない事実

ソフトバンクの料金プランは2つ。

この記事で解説している大容量の「ウルトラギガモンスター＋」のほかに、「ミニモンスター」という使用したデータ量に合わせて料金が変動する比較的小容量のプランがあります。

ソフトバンクで2GB以上利用するなら「ウルトラギガモンスター＋」を契約してください。

【注意】ウルトラギガモンスター＋（プラス）の料金と割引解説

ソフトバンクの公式サイトには、月額3,480円～と記載されています。これは、各種割引が適用になった場合。

ではウルトラギガモンスター＋の料金を見てみましょう。

各種割引については、のちほど詳しく説明します。

各種割引	割引額	1年おトク割適用※ （12カ月間）	月額料金 （13カ月目以降）
なし	－	6,480円	7,480円
おうち割 光セット	永年1,000円	5,480円	6,480円
みんな家族割＋（4人以上）	永年2,000円	4,480円	5,480円
みんな家族割＋（3人）	永年1,500円	4,980円	5,980円
みんな家族割＋（2人）	永年500円	5,980円	6,980円
おうち割 光セット＆ みんな家族割＋（4人以上）	永年3,000円	3,480円	4,480円
おうち割 光セット＆ みんな家族割＋（3人）	永年2,500円	3,980円	4,980円
おうち割 光セット＆ みんな家族割＋（2人）	永年1,500円	4,980円	5,980円

最安値を実現させるためには、すべての割引が適用にならなければなりません。

例えば一人でスマホを新規契約する場合、自宅で指定の光回線を契約していなければ適用になるのは「1年おトク割」のみ。12カ月間は6,480円、13カ月目以降は7,480円です。

もし新規契約や機種変更でない場合は、1年おトク割も適用されないので初めから7,480円。

とにかく大容量必要という人以外は、ソフトバンクの「ウルトラギガモンスター＋」は決してお得ではありません。

各種割引について詳しく解説！自分が適用されるか必ず確認を

ウルトラギガモンスター＋は、すべての割引が適用されれば月額3,480円。しかし何も適用にならなければ7,480円です。

4,000円もの差がでてしまう各種割引は、大きくわけて次の3つがあります。

• 1年おトク割
• おうち割 光セット
• みんな家族割

ではそれぞれ説明しましょう。

比較的適用になりやすい「1年おトク割」とは

ソフトバンクに新規または機種変更をすることで適用となる割引が「1年おトク割」。

適用期間は12カ月、適用額は－1,000円です。

比較的簡単に誰でも適用となる割引ですが、13カ月目以降は割引がなくなりますので注意してください。

「おうち割 光セット」は別途光回線などの契約が必要

「おうち割 光セット」は自宅のインターネットを指定の光回線などにすることで適用となる割引。

対象の通信サービスは、SoftBank 光、SoftBank Air、Yahoo！BB ADSLなどで、もちろん別途料金が必要となります。

永年で適用され、その割引額は－1,000円です。

家族でソフトバンクを利用していれば、最大10回線まですべてに1,000円の割引が適用となります。

「みんな家族割＋（プラス）」は家族の人数が多いほどよい

「みんな家族割＋」は指定プランを契約している家族の数によって割引額が決まります。

指定プランとは「データ定額 50GBプラス」「データ定額ミニモンスター」「データ定額スマホデビュー」「データ定額 50GB」。これらのどれかを契約している家族なら人数に加えられます。

では割引額を確認しましょう。

人数	割引額
1人	0
2人	500円
3人	1,500円
4人以上	2,000円

上の表の金額が永年で割り引かれます。一緒に住んでいる家族がソフトバンクユーザーでない場合でも、家族にカウントされる該当者をぜひ4人以上見つけてください。

大手キャリア他社の同等プランや格安SIMと比較！使い方によって選ぼう

ソフトバンクの「ウルトラギガモンスター＋」は、データ定額「50GBプラス」に、30秒につき20円の通話料が必要な「通話基本プラン」と「ウェブ使用料」がセットになったプラン。

ドコモやauにも同じように大容量使えるプランがあるので、ここからは大手3社を比べてみましょう。

なお、自宅で光回線などを契約することで受けられる割引や、家族の契約回線数に応じて適用となる割引は考慮せず、比較的誰でも受けやすいキャンペーンのみ計算します。

またどのキャリアも2年契約（自動更新あり）、無料通話なし（30秒あたり20円）のプランです。

	ソフトバンク	ドコモ	au
プラン名	ウルトラギガモンスター＋	ギガホ	auデータMAXプラン
最大容量	50GB（※1）	30GB（※2）	無制限
月額料金 （※3）	7,480円 （6,480円／12カ月）	6,980円 （5,980円／6カ月）	8,980円 （7,980円／6カ月）
2年間の合計	167,520円	161,520円	209,520円

格安SIMの方が高い？！超大容量プランは大手キャリアに軍配

当サイトでは格安SIMと大手キャリアを比較し、格安SIMの魅力を紹介しています。

しかし30GBを超える超大容量の場合は、大手キャリアのほうが安いです。

多くの格安SIMで20GBや30GBといった大容量プランが設けられていますが、それ以上はチャージをするケースがほとんど。

しかも格安SIMの大容量プランは料金も高めなうえ、通信速度も大手キャリアのほうが安定しているので、結果的に大手キャリアを選択したほうがよいでしょう。

では一部の格安SIMの30GB音声通話プランの料金と、ウルトラギガモンスター＋の料金を比較します。

	容量	月額料金	2年間の合計
ソフトバンク ウルトラギガモンスター＋	50GB	7,480円 （6,480円／12カ月）※	167,520円
mineo（ソフトバンク回線）	30GB	6,950円	166,800円
BIGLOBEモバイル	30GB	7,450円	178,800円
OCNモバイルONE	30GB	6,750円	162,000円

知らないと損をする！ウルトラギガモンスター+（プラス）の注意点

ウルトラギガモンスター＋はYouTubeやAbemaTV、LINEやTwitter、Instagramなどの利用がカウントフリーなうえ、50GBまで利用できるので、スマホのヘビーユーザーにおすすめのプランです。

しかし注意しなければならない点が2つあります。

• テザリングが有料
• 通話料が30秒につき20円必要

では詳しく解説します。

テザリングは月額500円！さらに料金が高くなるので注意

ウルトラギガモンスター＋は50GBものデータ容量があるので、テザリングを利用したいと考えている人もいるでしょう。

しかしソフトバンクはデザリングを利用する際、テザリングオプションを申し込み、月額500円の利用料金が必要。

申し込みはMy SoftBankなどで簡単に手続きすることができます。

ちなみにドコモやau、格安SIMではテザリングは無料です。

通話料が30秒につき20円！かけ放題をつけるとさらに高くなるので注意

ウルトラギガモンスター＋の料金には、データ定額「50GBプラス」に、「通話基本プラン」と「ウェブ使用料」がセットになっています。

通話は30秒につき20円が必要で、かけ放題はついていません。

かけ放題が必要な人は次のオプションをつけることができます。

	概要	月額料金
準定額オプション	1回5分以内の国内通話無料	500円
定額オプション	24時間いつでも国内通話無料	1,500円

自分の使い方によって、キャリアや格安SIM、そしてオプションなどを決めましょう。

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