ソフトバンク「半額サポート」の罠！料金シミュレーションで解説

2018.12.12                

ソフトバンクは2017年9月より「半額サポート for iPhone」を、同年11月より「半額サポート for Android」というプログラムをスタートしました。

この記事ではソフトバンクの「半額サポート」の内容と、オススメしない理由を解説。料金もシミュレーションするので、契約前に必読です！

ソフトバンク「半額サポート」の仕組みを解説！

「半額サポート for iPhone」「半額サポート for Android」とは、最新のiPhoneやAndroidが、最大半額で購入できるサービスです。

まずは「iPhone Xs（64GB）」を、半額サポートを利用して購入した場合の支払いシミュレーションを見てみましょう。

それでは次の章から、「半額サポート」のデメリットを見ていきましょう。

落とし穴がいっぱい！半額サポートのデメリットを解説

半額サポートは、半額で購入することができるように”見える”プログラムです。

では「半額サポート」のデメリットを確認しましょう。

• 25カ月目※以降に指定機種へ乗り換え必須
• 機種変更時に旧機種の回収が必須
• 旧機種の状態によって2万円の支払いが必要
• 機種変更後「半額サポート」か「機種変更先取りプログラム」で1カ月目がスタート
• 途中解約すると支払い料金が高額になる恐れがある

半額サポートは、48回の分割払いで購入した人が利用できるプログラム。

48回払いで購入すれば毎月の端末代金は安くなりますが、長期間支払いが続き、ずっと同じスマホを利用しなければなりません。

しかし「半額サポート」を利用すれば、25カ月目以降残りの支払いが不要になり、指定の端末へ機種変更をすることも可能です。

機種変更をする際の大きなデメリットは、それまで使っていたスマホ端末をソフトバンクが回収するということ。

スマホ端末の代金を48回払いの24回以上支払ったにもかかわらず、手元にはスマホは残りません。

つまりソフトバンクの「半額サポート」は半額で購入できるプログラムではなく、半額のレンタル代を支払ってスマホ端末をレンタルしているようなものです。

さらにスマホ回収には査定があり、条件を満たさなかった場合は20,000円の支払いが必要となるのです。

ただし今まで使用していたスマホを、そのままずっと48カ月間利用して端末代を支払い続ければ、スマホは自分のものになります。

また途中で残額を一括払いすれば、スマホは回収されません。

「機種変更先取りプログラム」について

「半額サポート」を利用し25カ月目以降に機種変更をする場合、次のスマホ端末は「半額サポート」か「機種変更先取りプログラム」の対象機種から選択。

さらに機種変更後も「半額サポート」を利用するか「機種変更先取りプログラム」へ加入する必要があります。

「機種変更先取りプログラム」とは、プログラム利用料月額300円で利用できるプログラム。

24回払いで購入した機種を12カ月以上使用すれば、次の機種変更の際、最大7カ月分の旧機種残債が免除されます。

では仕組みを見てみましょう。

「機種変更先取りプログラム」のプログラム利用料は月額300円。

対象機種を12カ月間以上使用すれば、前倒し手数料2,000円で機種変更が可能で、19カ月目以降の旧端末の支払いが免除となります。

ただし機種変更後13～18カ月目までの6カ月間は、旧機種と新機種の2台分の分割代金の支払いが必要なので注意してください。

ソフトバンクは高い！格安SIMと料金比較

ではソフトバンクの「半額サポート for iPhone」と格安SIMを2年間利用した場合の料金を比較してみましょう。

	端末代金	月額料金×24カ月	2年間の合計
ソフトバンク	68,400円	191,520円（※1）	259,920円
mineo （Sプラン）	112,800円（※2）	67,200円（※3）	180,000円
LINEモバイル （ソフトバンク回線）	112,800円（※2）	61,680円（※4）	174,480円

ソフトバンクの「半額サポート」で、スマホ代が半額になったとしても、月額料金が高い大手スマホだと、2年間で約8万円も損をします。

しかもスマホ端末は2年後に回収され、手元に残りません。

ソフトバンクユーザーにオススメの格安SIMを紹介

ソフトバンク回線を利用している格安SIMの数はあまり多くありません。

しかし、人気の格安SIMであるmineoやLINEモバイルには、ソフトバンク回線がありオススメです。

ソフトバンクで購入したスマホ端末なら、ソフトバンク回線の格安SIMでSIMロック解除※なしで利用できます。

今まで利用していたスマホをそのまま利用することができるので、端末代を節約することも可能です。

ここではソフトバンク回線をレンタルしているオススメの格安SIM2社を紹介します。

ユーザー同士でデータ容量を贈り合える「mineo（マイネオ）」

mineoはソフトバンク回線だけでなく、ドコモ回線、au回線のすべてのキャリア回線が揃っています。

そのため例えば家族みんながバラバラの携帯会社で契約していても、みんなで乗り換えることも簡単。

また余ったパケットを家族や友人などにプレゼントしたりシェアしたりすることができるシステムもあり、他回線でもシェアすることができます。

SNSを頻繁に利用する人におすすめな「LINEモバイル」

今やスマホユーザーにとってなくてはならないアプリLINE。

そんなLINEのトークや無料通話などのデータ通信量を一切消費しないのが「LINEモバイル」です。

3GB以上のプランならLINEに加え、Instagram、facebook、Twitterもデータ通信量を消費しません。

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