海外用プリペイドSIMの購入方法と使い方

海外用プリペイドSIMの購入方法と使い方

海外旅行や海外出張で、ネットや電話を自由に使えれば便利ですよね。

そんなときに活躍するのが、海外用プリペイドSIM。

現地の空港やコンビニで購入すると、500MBのSIMを1,000円以下で手に入れることもできます。

キャリアの海外プランや、Wi-Fiルーターをレンタルして利用すると高額になるよ。

でも海外用プリペイドSIMを自分のSIMフリー端末に挿入して利用すれば、とっても割安だよ!

SIMを事前に購入しておきたい人はAmazonなど通販サイトが便利です。

例えばアジア11カ国で使える定額SIMが1,400円程度、ヨーロッパで1ヶ月1GB使えるSIMが1,800円程度で、海外の携帯会社から売られています。

mineoなど日本の携帯会社も海外用プリペイドSIMを販売しています。

日本で出国前に手続きや設定ができサポートも受けられるので、外国語や設定が不安な人も安心して使うことができます。

海外用プリペイドSIMの購入方法や購入前の注意点、使い方、料金例を紹介します。

海外用プリペイドSIMカードを使って海外旅行を安く快適に!

海外旅行や出張のときにネットや電話が使えると、とても便利です。実際に筆者自身も海外でプリペイドSIMを利用しましたが、次のような使い方をしました。

  • GoogleMapsを利用してルートなどを検索
  • ショップやレストランなど現地の情報収集
  • バスの位置情報、時刻表アプリを利用
  • 家族とLINEで通話

海外用プリペイドSIMは、FreeWi-Fiを探していちいち登録する手間も省けるうえ、料金も割安なのでおすすめです。

実際に他の通信方法に比べどれくらい安くなるのか、比較します。

Wi-Fiやキャリアの海外プランは高額!プリペイドSIMなら半額以下も

Wi-Fiのレンタルやキャリアの海外プランは、海外でスマホを使う方法としてメジャーですが、料金は海外用プリペイドSIMに比べ割高です。

日本国内で契約可能なアメリカの通信料金例
プラン 種別 内容 料金
ZIP SIM
アメリカ用
海外用SIM LTEデータ通信
14日間500MB
2,180円程度
IIJmio
海外トラベルSIM
海外用SIM 3Gデータ通信
14日間500MB
6,850円(※1)
(3,850円+3,000円)
ドコモ海外1dayパケ キャリア契約 LTEデータ通信
1日30MB(※2)
6,860円
(980円×7日間)
イモトのWiFi
4G/LTE
Wi-Fiルーター LTE7日間
1日500MB(※3)
11,060円
(1,580円×7日間)
※1:2回目から初期費用3,000円が不要
※2:音声・SMSは対象外
※3:3日間で400MBを越すと通信制限がかかる場合もある

海外でスマホを安く使うには、プリペイドSIMの契約がおすすめです。次に海外用プリペイドSIMの購入方法を詳しく紹介します。

SIMのなかにも、データ通信専用やデータ通信+SMS、データ通信+SMS+音声通話などさまざまな種類があるんだよ。

海外で使うプリペイドSIMの購入方法を紹介!

海外用のプリペイドSIMを購入するにはいくつか方法があります。

  • 日本国内の格安SIMから購入
  • 海外業者から通販などで購入
  • 現地のコンビニや空港で購入

「日本語でサポートを受けたい」「日本国内で設定をしておきたい」という人には、日本国内の格安SIMから購入するのがおすすめです。

「日本で事前に購入しておきたいけれど安く済ませたい」という人は、Amazonなどの通販で購入することもできます。ただしサポートは受けられないので英語が苦手という人は注意してください。

「現地の言語や英語が使える」という人には、現地調達が最も安く手軽です。

データ通信の容量によって料金が変わります。100MBでできることの目安は次のとおりです。

100MBでできること
  • 300文字程度のテキストメール約20,480通
  • Skypeを使って約174分間の通話
  • Yahoo!トップページ(モバイル版)を約341回表示

それぞれの購入方法や料金例を詳しく紹介します。

格安SIMも海外用SIMを販売中!初心者におすすめ

日本国内の格安SIMからも、海外用プリペイドSIMは販売されています。SIMの初期費用がかかったり、データ通信料も海外の事業者に比べ割高です。

しかし日本国内で事前に設定ができたり、日本語でサポートが受けられるなど安心感があり、英語や現地の言語に不安がある人におすすめです。

今回はそのなかから3社を紹介します。

少ない容量でOKな人にはmineoの海外プリペイドSIM

mineoはSIMカード代金3,000円が初期費用として必要ですが、はじめから30MBがチャージされているのが特徴。

この30MBは日本を含め複数の国で利用できるので、日本で設定してから渡航することも可能です。

チャージ方法は2種類。あらかじめデータ容量を指定するデータパックチャージと、金額を指定し必要な分だけチャージする従量チャージがあります。

初期費用(税別) 3,000円
データパックチャージ
(免税)
30MB 650円
100MB 1,480円
500MB 5,480円
1GB 9,800円
従量チャージ1MBあたり
(免税)
Zone1 32円
Zone2 92円
Zone3 858円※
※【Zone1】アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、中国、韓国、タイ、シンガポール、インド、ブラジル、ペルー、南アフリカ共和国、サウジアラビア、ロシアなど
※【Zone2】フィリピン、ベトナム、オーストラリア、エジプト、イスラエル、ヨルダンなど
※【Zone3】ジャマイカ、コロンビア、ドミニカ、ウクライナ、スイス、セルビア、ガーナ、クウェート、マカオ、フィジーなど

1MB単位の少ない容量でチャージできるのが特徴で、「使いきれなかった場合にもったいない」「少ししか使わない」という人におすすめです。

mineoの海外用プリペイドSIMで海外旅行を楽しみたいという人は、下の公式サイトのバナー(黄色)から入り、右上の「お申込みはこちら!」をクリック。左上のサービス紹介から「海外用プリペイドSIM」へどうぞ。

mineo(マイネオ)の詳細へ
mineo(マイネオ)の公式へ

楽天スーパーポイントが貯まる!楽天モバイルの海外SIM

楽天モバイルには、楽天市場や楽天モバイルの支払で使える楽天スーパーポイントが貯まるというお得なサービスがあります。

もちろん楽天モバイルの海外SIMも、SIMカード購入時やチャージで楽天スーパーポイントが貯まるんですよ。

初期費用はSIMカード代金の3,000円(税別)だよ。

はじめから30MBついているから日本で初期設定することもできるんだ。

料金パックは2種類。渡航先に合わせて料金が違う「地域別パック」と、地域別パックに含まれない国や少しだけ使いたいという人向けの「クレジット」があります。

地域別パック/データ通信
50MB
(※1)
200MB
(※1)
500MB
(※2)
ヨーロッパパック 820円 1,930円 3,850円
北アメリカパック 880円 2,040円 4,240円
アジアパック 1,040円 2,310円 4,950円
地域別パック/通話+SMS
通話100分
SMS100通(※1)
通話300分
SMS300通(※2)
ヨーロッパパック 3,190円 7,150円
北アメリカパック 4,290円 9,680円
アジアパック 4,070円 9,020円
※1:有効期限は購入後7日間
※2:有効期限は購入後30日間
楽天の海外SIMは「楽天スーパーポイントを貯めていて、ヨーロッパに行く予定がある」という人におすすめだよ。

「クレジット」なら1,000円/3,000円/5,000円/10,000円単位で購入可能。地域によって1MBあたりの料金が違うので注意してください。

また楽天の海外SIMは、日本の携帯電話番号を1カ月1,272円で利用できるのも喜ばれているサービスです。

さすが楽天モバイル!

従来の楽天モバイル同様、楽天海外SIMも満足度が高いね。

楽天モバイルの海外SIMが気になる人は下の公式サイトのバナー(黄色)から入り、画面上の中央あたりにあるブルーの「海外SIM」バナーをクリックしてください。

日本で利用する楽天モバイルもとってもオススメです。ぜひこの機会にあわせて検討してみてはいかがですか?楽天モバイルについて詳しくは、下のブルーのバナーからどうぞ。

楽天モバイルの詳細へ
楽天モバイルの公式へ

安くて国際電話もできるIIJmioの海外トラベルSIM

IIJmioの海外トラベルSIMの特徴は、国を問わず発信・着信が可能な音声通話プランがあること。

初期費用(税別) 3,000円
データ通信プラン
  • スタートパック3,850円
  • リチャージ100MB800円
  • リチャージ500MB3,850円
音声通話付きプラン
  • スタートパック4,600円
  • リチャージ100MB+通話6分1,000円
  • リチャージ500MB+通話30分3,850円

有効期限はスタートパックと500MBリチャージした場合14日間、100MBリチャージした場合1日です。国際電話がしたい人や安く抑えたい人におすすめです。

現地語や英語が分かるなら海外業者のSIMがぴったり!

海外の事業者が販売するSIMは、日本の携帯会社のSIMに比べ安く、初期費用が不要なプランもあります。

日本語マニュアルが付属されている商品もあり、Amazonなど通販サイトで購入できます。

ただし現地で設定をする必要があるので、英語や現地の言語に抵抗がない人向けです。

ZIP SIMならアメリカ国内が通話し放題プランあり

プランと料金例
プランと有効期限 料金
500MB14日間 2,000円程度
500MB+通話+SMS7日間 2,400円程度
1GB+SMS14日間 2,600円程度
2GB+SMS30日間 4,300円程度

ZIP SIMはハワイを含めたアメリカで利用できます。

通話付きSIMならアメリカの電話番号が利用でき、アメリカ国内への通話が無制限なので、レストランの予約などに便利です。

アジアで8日間データ通信無制限のSIM2Fly

料金例

1,400円程度

韓国・台湾・シンガポール・香港・マレーシア・マカオ・インド・ミャンマー・フィリピン・ラオス・カンボジアで利用できます。

1カ国のみでも使えますし、複数の国にまたがっても利用でき便利です。

データ通信量は無制限ですが、8日間で3GBを超えると低速モードになります。

42カ国で利用できるThreeはヨーロッパ旅行におすすめ

プランと料金例
プランと有効期限 料金
1GB30日間 1,800円程度
3GB90日間 2,900円程度

イギリスの通信会社であるThreeが提供しており、イギリス国内は4G・3Gに対応しています(その他の国は3G・2G)。

42カ国で使用できるうえに有効期限も長いので、ヨーロッパ旅行をする人におすすめです。

とにかく安く抑えるなら現地調達が最安!空港・コンビニで購入

「とにかく安く抑えたい」「現地の言葉が理解できる」そんな人には現地でSIM購入するのがおすすめです。空港にSIMの自販機もありますし、コンビニや現地の携帯会社で購入もできます。

現地で購入可能なSIMカード例
国名 キャリア
アメリカ H2O・TracFone・ZIP SIM
イギリス 3(Three)・Vodafone・Virgin Media
フランス Orange・SFR・Bouygues
台湾 中華電信・台灣大哥大・遠傳電信
オーストラリア Optus・Vodafone・Telstra

オーストラリアのコンビニではこのように売られていました。
オーストラリアのコンビニで販売されているSIM

500MBのSIMがキャンペーンで10ドル(約860円)から3ドル(約258円)に値引きされていました(1豪ドル=86円換算)。オーストラリアでは多くのコンビニでSIMを扱っています。

私は主要言語ならだいたい使えるし安く抑えたいから、現地で買うわね。
えー僕は日本語しかできないし、海外で設定なんて怖くてできないよー。
日本の携帯会社の海外SIMなら日本で事前に設定できるし、日本語のサポートが受けられておすすめだよ。

ちなみに「英語や現地語は問題ないけれど事前に入手しておきたい」という人は、通販サイトで海外の携帯会社が販売するSIMを購入するといいよ。

プリペイドSIMの使用方法を紹介!周波数帯を必ずチェックして

海外用プリペイドSIMの料金について紹介してきました。

SIMの購入先を決めたら、まずは購入前に端末にSIMロックがかかっていないか、周波数帯が対応しているか、SIMサイズはどれなのかチェックが必要です。

購入後には簡単な設定が必要なので、事前に設定方法を確認しておきましょう。

海外用プリペイドSIM購入前にチェックすることと設定方法、注意点を解説します。

スマホをSIMロック解除、またはSIMフリー端末を入手

まずSIMフリー端末※のスマホを用意します。

SIMフリー端末とは

SIMロックが掛かっていないスマホやタブレット端末です。

SIMフリー端末については「SIMフリーとは?仕組みとメリットを解説」の記事で詳しく説明しています。

初めからSIMフリー端末の場合は問題ありませんが、キャリアで購入した端末の場合はSIMロックがかかっているので、SIMロック解除※する必要があります。

SIMロック解除とは

自社のSIMカードしか対応しないようロックをかけたものを解除することです。ロックは大手3キャリアであるau・ドコモ・ソフトバンクが、他社への流出を阻むためにかけています。

SIMロック解除については「SIMロック解除とは?SIMロック解除義務化でiPhoneも対応」の記事で詳しく説明しています。

各社のSIMロック解除方法は次の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

SIMロックがかかった状態で海外のSIMに差し替えても、利用することはできません。

周波数帯が対応するSIMを購入!

端末と携帯会社が使用する周波数帯が合わなければ、電波が繋がりません。そのため使用するスマホとSIM、それぞれの対応周波数帯を事前に調べてから購入してください。

携帯会社が使用する周波数帯の調べ方

SIMが対応する周波数帯は、SIMを販売する会社のホームページや通販サイトの説明の「接続先ネットワーク」や「周波数帯」「サービスエリア」などのページで調べることができます。

端末が対応する周波数帯の調べ方

また自分の端末の周波数帯を調べる場合は、キャリアやメーカーのスマホ端末紹介ページ中の「機能」から確認してください。

SIMのサイズも事前にチェックが必要!

SIMには標準・micro・nanoの3種類のサイズがあります。スマホ端末とSIMカードのサイズを事前にホームページ上で確認しておきましょう。

SIMカードのサイズについて詳しくは「SIMカードのサイズと対応機種一覧」で詳しく解説しています。

このように3つのサイズ全てに対応しているSIMもあります。

海外のSIMカードのサイズ

SIMを差し替えてAPN設定を行う

SIMを購入したら、利用するためにAPN設定が必要です。mineoやIIJなど日本の携帯会社であれば、出国前に国内でも設定ができます。

海外の携帯会社などの場合は、空港に着いたらWi-Fiを利用して設定をしましょう。APN設定はiPhoneとAndroidで方法が異なります。

iPhoneでAPN設定する方法
  1. Wi-Fiに接続
  2. 画面「Safari(サファリ)」からSIM会社の公式ホームページへアクセス
  3. 設定のページからプロファイルをインストール
  4. 「インストール完了」画面で「完了」を選択
アンドロイドでAPN設定する方法
  1. 設定画面から「モバイルネットワーク」を選択
  2. 「アクセスポイント名」を選択
  3. 通信サービス名を選択(通信サービス名がなければ画面右上の+マークをタップして新規登録)

APN設定については「APN設定の方法を動画付きで解説」で詳しく解説しています。

APN構成プロファイルをダウンロードしなくても利用できるSIMもあります。

事前にホームページなどで設定方法を確認してください。

海外用プリペイドSIMは注意点とかデメリットはないの?
海外用SIMを使用している間は、普段日本で契約している携帯会社からサポートが受けられなかったり、使用中は一部のアプリが使えなくなる可能性はあるよ。

これらの注意点も理解した上で使用してね。

海外旅行や出張でも格安SIMを使えば携帯電話が安くて便利!

海外用プリペイドSIMの購入方法や料金、使用方法など解説しました。

海外旅行や出張のときにネットにつながると、いつでも連絡も取ることができとても便利です。

筆者自身もハワイとオーストラリアで海外用プリペイドSIMを利用しましたが、常に持ち歩く必要のあるレンタルのポケットWi-Fiに比べ荷物も軽く、料金も安く済みました。

SIMロック解除やAPN設定は一見難しそうでも、実際にやってみるととても簡単にできます。ぜひチャレンジしてみてください。

※記載されている内容は2017年10月現在のものです。