LINEモバイルの速度を調査!他社との比較と速度の特徴

LINEモバイルの速度を調査!他社との比較と速度の特徴

LINEモバイルの契約を検討するなかで、速度を重視する人も多いのでは。

LINEモバイルのユーザー数は右肩上がりですが、通信速度は他社と比較してもトップクラスの速さ。

LINEモバイルは、コミュニケーションプランなら「月の容量の上限に達してもSNSを高速で使い続けられる」と好評です。

今回はLINEモバイルの速度と速度制限について、実際に計測したデータと共に紹介します。

LINEモバイルの速度を実測しドコモ系の他社と比較

格安SIMの速度を、計測アプリのみで正しく比較することはできません。

実は速度計測のアプリやサイトを使用するときだけ性能を上げ、数値が高くなるようにする技術もあるのです。

速度計測のアプリやサイトの数値は参考程度に留め鵜呑みにせず、購入後に後悔することのないようにしましょう。

速度計測の値だけでなく、実際に使用した速度を比較することが大切です。

LINEモバイルの速度を、ドコモ回線を使用する他社と次のような方法で比較しました。

  • スピードテストの数値
  • Webページが開くまでの時間

まずはスピードテストアプリを使い、上り・下り※の速度を計測しました。

上り・下りとは

上り(アップロード)はサイトに写真をアップしたり、メールを送信するときの通信です。下り(ダウンロード)はサイトや動画を視聴したり、メールを受信するときの通信のこと。

アプリによる通信速度計測結果(Mbps)

LINEモバイル「アプリによる通信速度計測結果」画像

※名古屋駅近くのオフィスで昼12:20~12:50にiPhone6sを使用し、RBB SPEED TESTで計測(2017年4月21日)

下りの速度は数値上で、b-mobileに次ぎ高速です。次にWebページの表示にかかる時間を計測しました。

Yahoo!トップページを開きましたが、LINEモバイルの場合ストレスなくスムーズに開くことができました。

Yahoo!のトップページを表示するまでの時間(秒)

LINEモバイル「Yahoo!のトップページを表示するまでの時間」画像

速度計測の数値は5社中2位、実際のWebページ読み込み・表示では最速という結果でした。

このようにLINEモバイルは他の格安SIMと比べても、高速で通信ができます。

へー!LINEモバイルって速いんだねー!
そうなんだぜ!しかもLINEに加えて、月額のデータ容量3GB以上のコミュニケーションプランならTwitterやFacebookなどのSNSが、データ通信量を消費せずに高速でいつでも使えるんだ。

詳しくは「LINEモバイルを料金シミュレーションで比較」を見てくれ。

LINEモバイルの場所別・時間帯別速度

LINEモバイルのユーザー数は急激に増えています。

限られた回線の中でユーザー数が増加すると、通信速度が落ちることも。その対策として格安SIMの会社によっては、回線の幅を広くして通信の混雑を緩和する設備増強工事を定期的に行っています。

LINEモバイルが設備増強したという発表はまだありませんが、速度にこだわっていくと会社側は発言しています。

LINEモバイルの速度が実際にどの程度速いのか、時間・場所別に計測しました。

LINEモバイルの速度を場所・時間別に計測

LINEモバイルの通信速度を、先程は名古屋駅近くのオフィスで、お昼の時間帯に計測しました。

他の時間・場所でどのように変化するのか、愛知県名古屋市と長崎県長崎市での計測結果を紹介します。

長崎市での計測結果(2017年3月27日)

LINEモバイル「長崎市での計測結果」画像

※長崎県長崎市で朝・昼・夕・夜にiPhone5sで計測

長崎県長崎市では、朝の時間帯が最も速く、他の時間帯ではあまり変化しないという結果でした。

名古屋市での計測結果(2017年4月17日)

LINEモバイル「名古屋市での計測結果」画像

※愛知県名古屋市で朝・昼・夕・夜にiPhone7で計測

名古屋市では、昼の休憩時間と夕方の通勤時間帯で、速度が落ちるという結果になりました。しかし速度が落ちても、使用した体感は特に遅いと感じることはありませんでした。

今回は他社との比較にiPhone6s、長崎市での計測にiPhone5s、名古屋市での計測にはiPhone7をそれぞれ使用しました。そのため場所だけでなく機種の違いでも、速度に差が出ている可能性があります。

機種と速度の関係は「LINEモバイルの速度は機種によっても異なる」の章で詳しく説明しています。

うーん、この先ユーザーが増えたら、ますます速度は落ちるんじゃないの?契約してから速度が落ちたら困るわ。
LINEモバイルは速度に力を入れていて、「今後も安定した速度を提供していく」と発表しているぜ。

このサイトでも「【毎月更新】格安SIMの速度比較!おすすめのMVNOと機種の選び方」で速度を公表していくから、参考にしてくれ。

LINEモバイルの速度制限と対処法

「月間のデータ通信量を使い切って、低速モードになってしまった」というのは、多くの人が経験しているのではないでしょうか。

LINEモバイルにもこのような速度制限はあります。速度制限がかからない対策や、速度制限がかかってしまったときの対処法を紹介します。

LINEモバイルで速度制限がかかったときの速度

LINEモバイルでも毎月の高速データ通信量を使い切ってしまうと、最大200kbpsの通信速度になってしまう「速度制限」がかかってしまうので、注意が必要です。

最大200kbpsの通信速度になると動画は視聴できても画像が粗く、Webページを開くのも時間がかかってしまいます。

速度制限がかからないよう、こまめにマイページからデータ通信量をチェックするようにしましょう。

ただしLINEやTwitterなどのカウントフリー対象SNSは、低速モードになっても高速のままデータ通信することができます。

速度制限をすぐに解消したいならデータ通信量を追加

LINEモバイルで速度制限がかかってしまったら、翌月まで待つかデータ通信量を追加購入することになります。

データ通信量を追加購入する場合の料金は次の通りです。

LINEモバイルのデータ通信量追加購入料金
容量 料金
0.5GB 500円
1GB 1,000円
3GB 3,000円

データ通信量は、マイページの「データ量の追加」から追加購入できます。

LINEモバイル「データ量の追加」画像

【1】で追加する容量を選択したあと【2】の「データ量の追加」をタップすると、容量の追加が完了します。

追加購入は月に3回までなので、計画的に購入しましょう。

毎月速度制限がかかるならプランの変更をしよう

速度制限が頻繁にかかってしまうなら、毎月のプランを変更するのも手です。前月の使用量を確認し、容量の大きいプランに変更しましょう。

LINEモバイルの料金プランについては「LINEモバイルを料金シミレーションで比較」で詳しく紹介しています。

家族や友達からデータ通信量を分けてもらうのもアリ

LINEモバイルはユーザー同士でデータ通信量を贈り合うことができます。家族や友達でデータ通信量が余っている人から分けてもらうのも、速度制限を回避するひとつの手です。

その場合はLINEモバイル公式アカウントで、利用者連携を事前にしてください。

データ通信量が消費される順番は「1.前月からの繰越分2.データプレゼント分3.基本容量分4.追加購入した分」です。
LINEモバイルには、高速と低速を切り替えてデータ通信量をセーブできる「速度切り替え機能」はないんだ。だからデータ通信量の使いすぎを防ぐために、マイページでデータ通信利用量をこまめに確認してくれ。

LINEモバイルの速度は機種によっても異なる

LINEモバイルで速度を出すなら周波数帯の合うSIMフリー端末か、ドコモ端末がおすすめです。

その理由は、LINEモバイルがドコモ回線の一部を借り、ユーザーに通信サービスを提供していることにあります。

MVNOの仕組み解説イラスト

日本ではさまざまな周波数帯の電波が使われており、ドコモやauなどキャリアによって使用する周波数帯は異なります。

ドコモで販売されている端末はドコモ回線の周波数帯に合わせて調整をしてあります。そのためドコモ回線を使うLINEモバイルの場合、他社からでなくドコモで購入した端末の方がより電波を拾いやすいため、通信速度が速くなるのです。

人気のiPhoneは海外製のスマホ端末ですが、新しい機種であるほど対応する周波数帯が多くなっています。

同時間帯に複数のAndroidとiPhone端末でLINEモバイルの速度を計測しましたが、iPhone5sや6sより、iPhone7やドコモで購入したAndroid端末の方が速いという結果が出ました。

端末別に計測したLINEモバイルの速度比較

LINEモバイルの端末別速度

LINEモバイルでSIMとは別に端末を購入する場合は、パンフレットやメーカーの公式サイトの「製品仕様」で周波数帯を確認し、より多くのドコモの周波数帯に対応している端末を選ぶのが重要です。

ドコモ回線の格安SIMに対応する周波数帯は次のとおりです。

LINEモバイルで音声通話に必要な通信方式
  • W-CDMA

音声通話をする人はまず通信方式をチェックしてください。

LINEモバイルに必須の対応周波数帯
  • 2.1GHz帯(バンド1)
  • 800MHz帯(バンド6)

2.1GHz帯は日本では2GHzと呼ばれることもありますが、同じものです。

利用するシーンによって必要な周波数帯
周波数帯 利用シーン
1.5GHz帯(バンド21)※ ドコモ回線で地方都市で高速データ通信をするための周波数帯(日本独自)
800MHz帯(バンド19) 地方や山間部、都市のビル内のデータ通信と、音声通話に広く使用される周波数帯
1.7GHz帯(バンド3) 主にドコモが東名阪で使用するLTE限定の周波数帯(海外では1.8GHzと呼ばれる)

ドコモの周波数帯に対応していない端末で使おうとしても、電波が悪かったり通信できなかったりする場合があります。

LINEモバイルの公式サイトのサポートページの「動作確認端末一覧」で、事前に確認してから端末を購入またはSIMカードの契約をしてください。

auやソフトバンクで購入した端末は、ドコモ回線を使うためにSIMロック解除が必要だ。詳しくは「【画像つき】auのSIMロック解除方法」と「ソフトバンクのSIMロック解除方法を徹底解説」で解説しているぜ。

ただしSIMロック解除しても、正常に動作するかどうかLINEモバイル側でも確認していないんだ。通信できなくても自己責任になるから注意してくれ。

LINEモバイルの通信速度は速い!

LINEモバイルの速度について紹介しました。LINEモバイルは昼休みと夕方の通勤時間帯でやや速度が落ちるものの、使った体感ではストレスなく使うことができます。

また速度にはユーザー数だけでなく、スマホの機種も大きく影響します。ドコモで販売されたスマホを使うか、新たに購入する場合は端末仕様を確認して、ドコモの周波数帯に合ったスマホ選びをしてください。

auやソフトバンクの端末を使って、LINEモバイルに乗り換えたいという場合は、SIMロック解除が必要です。しかし正常に動作しなくても自己責任となってしまうので、回線が同じ格安SIMに乗り換えるのが無難です。

データ通信量を使いすぎてかかった通信制限をすぐに解除したい場合は、LINEモバイルユーザーの家族や友達から分けてもらうか、データ容量の追加購入をして対応してください。

毎月低速になってしまう場合は、プランの変更も検討しましょう。ぜひ参考にしてください。

※記載されている内容は2017年4月現在のものです。