au系のMVNO5社を徹底比較!au回線の格安SIMに乗り換え

au系のMVNO5社を徹底比較!au回線の格安SIMに乗り換え

格安SIMの競争が激化するなか、圧倒的に多いのはドコモ回線を使ったMVNOです。ドコモ回線はキャリアに対して支払う「接続料」が安いうえ、3Gの通信方式も一般的で扱いやすいのが理由です。

そんななかでauとソフトバンク回線のMVNOも少数ながら増えてきました。au端末を使って格安SIMに乗り換えたい人には、通信方式が同じでSIMロック解除も必要ないau回線の格安SIMがおすすめです。

MVNO各社がしのぎを削るなか、基本料金の値下げやオプションサービス、割引が大きいキャンペーンも打ち出されています。

今回はau回線を使用するmineo(マイネオ)・UQモバイル・IIJmio(みおふぉん)・J:COM MOBILE・Fiimo(フィーモ)の料金や特徴を徹底比較します。

au系MVNOを比較!口コミや料金からおすすめの格安SIMを紹介

主なau回線を使うMVNOは次の5社です。

au系MVNO5社
  • mineo(マイネオ)
  • UQモバイル(ユーキューモバイル)
  • IIJmio(みおふぉん)
  • J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)
  • Fiimo(フィーモ)

MVNOは独自のサービスを打ち出しているので、自分の使い方に合った会社を選ぶのがおすすめです。au系MVNO各社の料金と特徴をそれぞれ紹介します。

mineo(マイネオ)はフリータンクが便利!毎月1GBが無料

mineoの大きな特徴は「フリータンク」です。mineoユーザーで余ったパケットを貯めたり、毎月1GBまで引き出せる仕組みで、グッドデザイン賞を受賞しました。

実際に筆者もmineoユーザーで、先月も容量が不足したためフリータンクで1GB利用しましたが、低速にならず助かりました。

mineoのauプラン(Aプラン)基本データ容量3GBの場合
データ通信月額 900円
090通話+データ通信月額 1,510円
最低利用期間 なし※
SMSサービス あり
30秒あたりの国内通話料 20円
他社端末補償 なし
メールサービス 無料
店舗 全国の家電量販店と提携
※12ヶ月以内にMNP転出する場合はMNP手数料12,420円、13ヶ月移行は2,160円

mineoのメリット・デメリット

mineoのメリットとデメリットは、それぞれ次のとおりです。

メリット
  • 余ったパケット預けたり、毎月1GBまで無料で引き出せる「フリータンク」がある
  • 最大5回線でデータ容量をシェアできる
  • 5分かけ放題、無料通話付きプランあり
デメリット
  • 端末サポート加入はmineo端末購入時のみ
  • 契約から12ヶ月以内はMNP手数料が高い

メリットも多い一方で、通信速度が遅いと感じる人もいます。

mineoでは月額料金に800円追加することで通信が優先される「プレミアムコース」が応募・抽選方式で登場しました(5GB・10GBプランのみ)。通信速度をとにかく早くしたい人におすすめです。

また月額850円の追加で5分以内かけ放題が何度でも無料です。

mineoについては「mineo(マイネオ)の評判・口コミ・料金・サービスの総まとめ」で詳しく紹介しています。

家族間通話が多いならIIJmio(みおふぉん)が便利!補償も充実

IIJmio(みおふぉん)は2016年の格安SIMアワードの「総合満足度」において最優秀賞を獲得しています。

顧客満足度を重視しており、サポートも充実させています。なかでも月額500円で受けられる、他社で購入した端末の補償はとても珍しいんですよ。

IIJmio(みおふぉん)の3GBプラン詳細
データ通信月額 900円~
090通話+データ通信月額 1,600円~
最低利用期間 なし※
SMSサービス あり
30秒あたりの通話料 みおふぉんダイアル利用で10円
他社端末補償 月額500円
メールサービス なし
店舗 全国のイオンと提携
※音声通話機能つきの人が12ヶ月以内にMNP転出する場合、最大12,000円の調停金が必要

IIJmio(みおふぉん)のメリット・デメリット

IIJmioのメリットとデメリットを見てみましょう。

メリット
  • 通話料が安い
  • みおふぉんユーザー間で誰とでも5分以内・家族なら30分以内が月額830円の定額
  • 他社で購入した端末でも補償プランあり
デメリット
  • 初期費用で3,000円かかる
  • 料金プランが分かりづらい

通話アプリの「みおふぉんダイアル」を使えば通話が50%オフになったり、家族間やユーザー間でかけ放題定額プランがあったりと、通話が多い人にIIJmio(みおふぉん)はおすすめです。

速度重視ならUQモバイル!5分かけ放題プランも近日登場

「格安SIMにしてネットが遅くなるのが嫌」という人には、UQモバイルがおすすめです。格安SIMアワード2016では、通信速度部門で最優秀を2年連続で獲得しています。実際に速いという声も多いんですよ。

UQモバイルの3GBプラン詳細
データ通信月額 980円~
090通話+データ通信月額 1,680円~
最低利用期間 音声通話プランは12ヶ月
SMSサービス あり
30秒あたりの通話料 20秒
他社端末補償 なし
メールサービス 月額200円
店舗 全国の家電量販店・イオン・スーパー・携帯販売店と提携

UQモバイルのメリット・デメリット

UQモバイルのメリットとデメリットを紹介します。

メリット
  • 格安SIMのなかで速度が最速
  • データ無制限プランあり
  • 5分かけ放題、無料通話付きプランあり
デメリット
  • 無料通話付きプランは2年自動更新の契約期間があり、更新月以外の解約は9,500円かかる

速度や電話代の心配がぐっと減るのでおすすめの格安SIMです。

ただし5分かけ放題・無料通話付きは契約期間や更新月の縛りがあり、更新月以外の解約は手数料がかかってしまうことがキャリアと同様のネックになります。

UQモバイルについては「UQモバイル徹底解説!KDDIが運営するau系最速格安SIM」で詳しく紹介しているので、参考にしてください。

Fiimo(フィーモ)はキャンペーンが狙い目!端末割引もあり

Fiimoは端末料金や月額基本料金の割引キャンペーンが狙い目です。

Fiimoはキャンペーンが魅力的で、現在は月額基本料が8ヶ月間500円割引キャンペーンが行われています。

Fiimo(フィーモ)の3GBプラン詳細
データ通信月額 900円
090通話+データ通信月額 1,600円
最低利用期間 データ通信は1ヶ月、音声+データは1年※
SMSサービス あり
30秒あたりの通話料 20円
他社端末補償 なし
メールサービス あり
店舗 四国に3店舗
※最低利用期間内の解約は手数料10,000円

Fiimo(フィーモ)のメリット・デメリット

Fiimoのメリット・デメリットは、次のとおりです。

メリット
  • 端末割引キャンペーンあり
  • グループでパケットをシェアできる
デメリット
  • 店舗が四国の3店舗のみ
  • 最低利用期間がある

090通話とデータ通信が、キャンペーンを利用すれば1,100円で使えるなんてお得ですよね。

ただし店舗が四国にしかないので多くの人がネット申し込みでの契約になることと、最低利用期間が設けられていることがデメリットです。

J:COM MOBILEはサポート充実!料金体系も分かりやすい

J:COM MOBILEは作業員が訪問し初期設定や基本操作を説明してくれるので、スマホの設定が不安な人でも安心して使うことができます。

J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)3GBプランの詳細
データ通信月額 900円
090通話+データ通信月額 1,600円
最低利用期間 12ヶ月
30秒あたりの通話料 20円
他社端末補償 なし
メールサービス なし
店舗 県によってはジェイコムショップあり

J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)のメリット・デメリット

J:COM MOBILEのメリット・デメリットを、それぞれ見てみましょう。

メリット
  • 初期設定と基本操作説明の訪問サービスあり
  • 端末代金割引あり
デメリット
  • 最低利用期間が12ヶ月あり、途中解約の場合残りを一括支払い
  • 店舗が少ない

最低利用期間内に解約してしまうと、残りの料金を一括支払いする必要があるため、携帯会社選択の自由度は低いのがデメリットです。

で?結局どの会社がおすすめなのよ?
料金を抑えつつデータ通信量を多めにしたいならmineo、速度重視ならUQモバイルだね。

どちらも5分以内かけ放題プランがあるから、電話が多い人でも使いやすいよ。

対応端末か事前に確認して!通信方式に注意

auは3G通信にCDMA2000という世界的に見てもマイナーで特殊な通信方式を採用しています。通話でも「au VoLTE」という対応する端末でなければ通話ができない周波数を使っているんです。

ドコモとソフトバンクの3G通信方式は、世界的に使われるW-CDMA方式です。auとは通信方式が異なるため、電波が入らない場合もあります。

ドコモやソフトバンクで購入した端末からau回線の格安SIMに乗り換える場合は、事前に「動作確認端末一覧」を確認しておきましょう。

また世界的に使用されているiPhoneはどちらの回線にも対応していますが、Android端末は販売するキャリアの仕様に調整されています。

そのため現在持っている端末に応じて、ドコモプランかauプランか選ぶのをおすすめします。端末ごとに詳しく見ていきましょう。

iPhoneでau系格安SIMを使うなら仕様に注意して

iPhoneはどの携帯会社で購入しても仕様は同じなので、対応周波数についてあまり考える必要はありません。

ただしau系格安SIMを使ってテザリングを利用したい人は要注意です。IIJmioやmineoは現在、公式ではauプランの場合iPhoneでテザリングができないとしています。

次の場合以外は、ドコモプランがおすすめです。

  • どうしてもauの回線を使いたい
  • SIMロック解除できない

ただし筆者はmineoを利用しiPhone5でテザリングを使えているので、一概にはできないと言い切れません。どうしてもau回線を使いたい人やSIMロック解除できない人は、プリペイドSIMで先に試してみるのも手です。

プリペイドSIMについて詳しくは「プリペイドSIMの購入方法や使い方を解説」を参考にしてください。

auで販売されたAndroidにはauプランがおすすめ!

auで販売されたAndroidの場合は通信方式がau向けに合わせてあるため、auプランがおすすめなんです。IIJmioを例に挙げて説明します。

IIJmioが開催するトークイベントであるIIJmio meeting 13によると、IIJmioのタイプA(auプラン)が使える端末は次の条件を全て満たす必要があります。

IIJmioのタイプA(auプラン)が使える端末の条件
  • SIMフリー端末である
  • auのLTEに対応している
  • auのVoLTEに対応している※
※SMS・音声通話利用の場合

他社販売のAndroid端末ならドコモタイプが無難

auは音声通話に使う音声周波数帯域を広くし「au VoLTE」という高音質通話を提供しています。

MVNOでもauプランの場合はこの「au VoLTE」に対応していることが必要で、対応していなければ音声通話やSMSが使えない可能性もあります。

どうしてもau回線の格安SIMに乗り換えたい場合は、事前に「動作確認端末一覧」を確認しておきましょう。

au版のAndroid端末でドコモプランの格安SIMを使うことができることもあるけど、端末の対応する周波数はもともとauに合わせてあるんだ。

だから最初からauプランにするほうが、より多くの周波数に対応でき電波が良いと考えられているよ。

SIMロック解除が必要?端末によっては選択肢が狭まる場合もある

auから格安SIMに乗り換えるには、同じau回線を使う格安SIMであっても、端末によってはSIMロック解除が必要です。

SIMロック解除できない端末でも、格安SIMへの乗り換えを諦める必要はありません。次の3社ならSIMロック解除なしでauから乗り換え可能です。

SIMロック解除なしでauから乗り換え可能
  • mineo
  • UQモバイル
  • Fiimo

SIMロック解除ができなくて、端末はそのままで格安SIMに乗り換えたい人におすすめです。

筆者もSIMロック解除非対応端末だったので、auからSIMロック解除なしでmineoに乗り換えましたが、不具合もなく快適に使っています。

au以外のキャリアからau回線の格安SIMに乗り換えるには、SIMロック解除が必須です。

各キャリアのSIMロック解除方法

・au→「【画像つき】auのSIMロック解除方法
・ドコモ→「docomo(ドコモ)端末のSIMロック解除手順
・ソフトバンク→「ソフトバンクのSIMロック解除方法を徹底解説

新たに端末を購入する場合は、SIMフリースマホを購入するのがおすすめです。MVNO各社ではSIMフリースマホの端末を格安SIMとセットで購入できますし、端末割引を行っていることもあります。

安さにこだわるなら中古スマホ(白ロム)のSIMフリー版がお得です。中古スマホについては「白ロムとは?購入方法と注意点」で詳しく解説しています。

SIMフリースマホを購入する場合も、対応周波数を確認しておきましょう。対応する周波数が多いほど、より電波が良い状態で使うことができます。

SIMロック解除ってそもそも何?
SIMロック解除とは、自社のSIMカードしか対応しないようロックをかけたものを解除することだよ。

ロックは大手3キャリアであるau・ドコモ・ソフトバンクが、他社への流出を阻むためにかけているんだ。

SIMロック解除については「SIMロック解除とは?SIMロック解除義務化でiPhoneも対応」で詳しく説明しているよ。

各社の特色を知って自分に合ったMVNOを選ぼう!

au回線を扱うMVNOについて解説してきました。

今回はの料金プランやサービス内容を紹介しましたが、MVNOはプランやサービスの変化が激しいため、契約前に公式サイトで再度確認してください。

Android端末は販売しているキャリアごとで通信方式が調整されているため、auはau回線の、ドコモとソフトバンクはドコモ回線のMVNOを選ぶのが無難です。

速度を重視するならUQモバイル、データ容量を重視するならmineo、通話を重視するならみおふぉんがおすすめです。ぜひ参考にしてくださいね。

※記載されている内容は2017年4月現在のものです。