OCN光の料金や特徴を解説！OCN光withフレッツとは違う

2019.04.08                

自宅の光回線をNTTのフレッツ光から、もっと安い光回線業者（光コラボレーション）にしたいとお考えの方も多いでしょう。

フレッツ光の場合、NTTと光回線の契約をし、別でプロバイダ契約をしなければならないため支払いも別。割高です。

一方、光コラボなら光回線とプロバイダ契約がセットになっているので、同時に契約でき支払いも一緒、しかも料金もリーズナブル。

しかし光コラボの会社はたくさんあるため、どこを選べばいいのかわからないという声もよく耳にします。

人気の光コラボである「OCN光」は、戸建て住宅で月額5,100円、集合住宅（マンションなど）は月額3,600円。

格安SIM「OCNモバイルONE」とのセット割などもあり、NTTのフレッツ光よりも毎月の通信費を節約できます。

この記事ではOCN光の料金をはじめ、特徴や注意点を紹介します。

OCN光の料金を解説！格安SIMとセットで割引あり

「OCN光」の料金は、戸建住宅で月額5,100円、集合住宅（マンションなど）は月額3,600円。

ただしこの金額は2年自動更新型割引、いわゆる2年縛り適用後の料金なので、2年自動更新を約束しなければ料金は1,100円上乗せされます。

OCN光の料金は、ほかの光コラボレーション（BIGLOBE光やDMM光など）とそれほど変わりません。

ではここからはOCN光とNTTフレッツ光の料金を比較します。

	OCN光	NTT東日本	NTT西日本
戸建	5,100円	4,600円（※1）	4,300円（※2）
集合住宅 （マンション）	3,600円	2,950円～3,950円（※1.3）	2,850円～3,950円（※2.3）

OCN光をはじめ「光コラボレーション」と呼ばれる、光回線を取り扱うプロバイダーが提供するサービスは、ほとんどの場合、光回線とプロバイダー契約がセットになっています。

またNTTの集合住宅契約の料金に幅があるのは、同じ建物内で契約が見込める数によって料金が異なるからです。

契約数が多ければ安くなりますが、少なければ高いので注意してください。

そして契約数が多いと、アクセスが集中する時間は速度が遅くなる可能性もあります。

OCN光の工事費や違約金はいくら？契約前に知りたい注意点

光回線を契約しようと思っている皆さん、工事費についてもチェックしていますか？

「転用」の場合、工事不要なため3,000円の転用手数料のみ。

しかし、現在光回線を利用していない人や、別の光コラボを利用している人は「新規」扱いのため、事務手数料の3,000円のほか、工事費用が必要です。

派遣工事	屋内配線	費用
あり	新設する	18,000円（戸建） 15,000円（集合住宅）
あり	新設しない	7,600円
なし	－	2,000円

支払方法は一括払いと分割払いから選択可能。

分割払いの途中で解約する場合は、残額を一括で支払わなければなりませんので注意してください。

OCN光の解約方法や違約金についてもチェック！

OCN光を解約したい場合は、カスタマーズフロントに連絡します。

NTTコミュニケーションズカスタマーズフロント	0120-506506

ただし3～4月の引っ越しシーズンは電話がとても混み合います。工事の手続きなどもなかなか予約が取れず、使えない期間が生じることがあるのでできるだけ余裕をもって手続きをしてください。

そしてOCN光には2年自動更新型割引、いわゆる「2年縛り」があります。

契約月の翌月を1カ月目とし、25カ月目と26カ月目の2カ月間が契約更新月です。

更新月以外での解約は、11,000円の違約金が発生します。

OCN光の特徴を紹介！新たな通信方式IPoE接続で高速通信

皆さんは夜間のインターネット接続が遅いと感じたことはありませんか？

夜間はインターネットの利用者が多いため、「IPv4 PPPoE」という接続方式で利用するとそう感じることがあります。

しかし遅いと感じる「IPv4 PPPoE」ではなく、「IPv6 IPoE」という接続方式を利用することで、高速で安定した通信を行うことができるのです。

月額500円の「OCN光 v6アルファ」は速くて安心

現在のOCN光は、先述の通信速度が速いIPv6接続方式が利用できるようになりました。

またIPv6ネットワーク上でIPv4インターネット接続ができる「IPoE」を利用することで、さらに快適で安定した通信を実現しています。

ただしこのIPv6 IPoE方式の利用には、「OCN光 v6アルファ」月額500円のオプションを契約しなければなりません。

• IPoE方式
• 専用Wi-Fiルーター
• 子どものネット利用を管理
• 不正サイトへのアクセスをブロック
• 訪問サポート
• 遠隔サポート

高速で使えるだけでなく、500円の料金には専用Wi-Fiルーターのレンタル代や、セキュリティー、サポートなども含まれています。

「OCN光withフレッツ」との違いを解説！

「OCN光」と「OCN光withフレッツ」は違うものです。間違えないようにここで確認しましょう。

フレッツ光はNTTの光回線です。

このフレッツ光の回線を利用して運営しているのがOCN光をはじめ、ビッグローブ光やDMM光などの「光コラボレーション」。

光コラボは、回線とプロバイダの契約を一緒にできる光回線を扱う業者ですが、NTTのフレッツ光の場合は、光回線はNTTで、プロバイダ契約は別で契約しなければならないのです。

つまり「OCN光」は光コラボ、「OCN光withフレッツ」は光回線はNTTのフレッツ光で契約しプロバイダはOCNと契約しているということ。

	NTT東日本	NTT西日本
戸建	6,100円（※1）	5,400円（※2）
集合住宅 （マンション）	4,150円～4,900円（※1、3）	3,660円～4,760円（※2、3）

「OCN光withフレッツ」は料金が高いです。OCN光とは異なるので注意してください。

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