格安SIMを店舗で契約するメリットとデメリット

格安SIMを店舗で契約するメリットとデメリット

月々の携帯代がお得な格安SIM。格安SIMに「興味がある!」「乗り換えたい!」と思っても、地域によっては「近くに店舗がないから・・・」と諦めてしまっている人も多いのではないでしょうか?

また「格安SIMのことを詳しく知らないままネットで契約するのはちょっと・・・」そんな声もよく耳にします。

以前は実店舗を持たないMVNO(格安SIMを提供している会社)も多かったですが、最近は店舗やカウンターを持つ会社がとても増えているんですよ。 

実店舗で契約すればスタッフが対応してくれるので、その場で疑問を解消することができたり実際に端末を触ることもできたり、メリットは多いです。

しかし実は、店舗ではなくインターネットで契約をするとお得なこともあるんですよ。

この記事では、店舗で契約するメリットやデメリット、契約方法などを紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

格安SIMの実店舗が急増中!

2014年に日本で初めての格安SIMが発売されました。その後異業種からの参入などもあり、現在では600社を超えるMVNO※が存在します。

MVNOとは

利用料金が安い携帯会社のことです。電話やインターネット回線を大手キャリアから借りて、通信サービスを提供しています。

MVNOについては「MVNOとは?仕組みとメリット・デメリット」の記事で詳しく説明しています。

格安SIMの安さを実現する理由のひとつが「店舗を構えずに人件費やテナント料などを減らす」ということ。

大手キャリアは全国にたくさんショップがあるのに対し、格安SIMはインターネット通販を主要な販売経路としているため、実店舗を持つMVNOは少ないです。

しかし最近では大手家電量販店やショッピングセンターなどにカウンターを持ったり実店舗を持つMVNOも増えてきました。

「ネットで契約をすることになんとなく抵抗がある、不安を感じる」という人にとっては、実店舗があると安心ですよね。

日本中を網羅するMVNO店舗も

では次に人気MVNOの店舗が、どのくらいあるのか店舗数を紹介します。MVNOの店舗が増えてきたとはいえ、まだまだ大手キャリアのようによく目にするわけではありません。

しかし最近では少しずつ店舗も増え、家電量販店などにカウンターを設けて格安SIMの即日受け渡しができるMVNOも多くなってきました。

MVNOの店舗数
MVNO 店舗数
UQ mobile
(UQモバイル)
全国に1,700店舗以上
U-mobile
(Uモバイル)
ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、ケーズデンキなど全国に300店舗以上
BIC SIM
(ビックシム)
ビックカメラ・コジマなどにある「BIC SIMカウンター」は180店舗以上
OCNモバイルONE 即日受渡カウンターが100店舗突破
IIJmio
(みおふぉん)
全国の200店舗以上の「イオンSIMコーナー」と「BIC SIMカウンター」

紹介したとおり店舗を持つMVNOも増えてきましたが、店舗を持たないMVNOもあるんですよ。

店舗のないMVNO
・DMMmobile(DMMモバイル)
・hi-ho(ハイホー)
・WIRELESS GATE(ワイヤレスゲート)
・DTI
など

格安SIMの利用料金が安いのは、実店舗を持たず人件費やテナント料などのコストカットすることも理由のひとつですが、各社の料金プランを見てみると店舗の有無に関わらず料金はほとんど変わらないのが現状です。

対面で契約したり、直接店舗スタッフに質問できると安心よね!
店舗が近くにないと不安という人は、店舗のあるMVNOを選ぶといいね。

格安SIMを実店舗で契約するメリット

ここでは格安SIMを実店舗で契約するメリットについて、詳しく見ていきましょう。

格安SIMを実店舗で契約するメリット
  • 疑問を店舗スタッフに直接尋ねることができる
  • 実際に端末を手にして選ぶことができる
  • 即日手続きできる店舗もあるので、すぐに受け取ることができる

今まで大手キャリアの携帯やスマホを利用していた人は、店舗で端末を選んでスタッフと相談しながらプランを決め、SIMカードが入った状態で端末を受け取るのが普通だったと思います。

しかし格安SIMにおいてそれは一般的ではありません。とはいえ、店舗を構えるMVNOではそんなニーズに対応してくれる場合もあるんですよ。

格安SIMについてわからないことは実店舗で解決!

そもそも「格安SIM(※1)って何?」「SIMカード(※2)ってどんなカード?」など、格安SIMについてまったく知識がないという人もいると思います。

※1:格安SIMとは

格安で利用できるSIMカードを格安SIMと呼びます。SIMは通話やインターネットをするために必要なICカードです。

格安SIMについては「格安SIMとは?簡単にできる携帯代の節約術」の記事で詳しく説明しています。

※2:SIMカードとは

固有のID番号が記録されており、電話やインターネットをするために必要なICカードです。

SIMカードについては「SIMカードとは?仕組みや種類・購入前の準備」の記事で詳しく説明しています。

このサイトで知識をつけて、それでもまだわからない場合は実店舗に行き店舗スタッフに直接質問するのもよいでしょう。

知識があるという人も、SIMカードを自分でスマホに挿入したり初期設定をしたりと、今まで大手キャリアの携帯やスマホを使用していたという人にとっては、ちょっとハードルが高い作業もあります。

そういった作業は実はそれほど難しいことではありませんが、不安な人は店頭スタッフにお願いするのもひとつの手です。

ただし初期設定やデータ移行など、有料となることが多いので注意しましょう。

BIC SIMの有料サポートメニュー例
サポート内容 金額(税抜)
ネットワーク設定(その場で設定) 780円
Gmail設定 950円
セキュリティソフトインストール 950円
端末初期設定、ネットワーク設定 1,280円
60分フルサポートパック
(設定から使い方まで販売員が60分しっかりサポート)
4,980円

店舗では端末にも実際に触れられて安心

自分の欲しいスマホを一度も触らずにインターネットで購入するのに抵抗があるという人もいますよね。大きさや感触など、実際に触れてみたいという人にとっても実店舗での契約はメリットがあるといえます。

ただし店舗によっては取り扱う機種が少ないこともありますし、店頭に欲しい端末が置いてないということも。また白ロム(※1)やSIMフリー端末(※2)など、ネット購入のほうが欲しいものを低価格で手に入れることができるケースも多いです。

※1:白ロムとは

SIMカードが入っていない状態の端末で、基本的には中古品です。SIMカードを挿入することで端末を使用することができます。

白ロムについては「白ロムとは?購入方法と注意点」の記事で詳しく説明しています。

※2:SIMフリー端末とは

SIMロックが掛かっていないスマホやタブレット端末です。

SIMフリー端末については「SIMフリーとは?仕組みとメリットを解説」の記事で詳しく説明しています。

また端末のスペックや値段はさまざまです。「コスパが安いもの」「カメラの性能が良いもの」「バッテリーの容量重視」など、自分がどのように使いたいのかも考えておきましょう。

店舗なら手続きに時間もかからない!SIMカードの即日発行

現在使っている携帯番号を、そのまま次のスマホでも使用するMNP(モバイルナンバーポータビリティー)。格安SIMでもMNPを利用することができます。

格安SIMの即日開通可能な店舗やカウンターへ行けば、すぐにMNPの手続きをすることもでき、タイムラグなく格安SIMを使用することが可能です。

MNPについては「MNPで格安SIMに電話番号を引き継ぐ方法」で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

格安SIMの乗り換え作業を短時間で済ませたい、すぐにスマホを使用したい、そんな人は店頭やカウンターへ行きましょう。

格安SIMを実店舗で契約するデメリット

格安SIM実店舗には「安心感」というメリットがあるということがわかりました。では格安SIMを実店舗で契約するデメリットは、どのようなところなのでしょうか。

格安SIMを実店舗で契約するデメリット
  • 店舗の数が少ないため混雑することが多い
  • インターネット契約のみのキャンペーンには参加できない

大手キャリアのように多くの店舗を持たない格安SIM。それも月々の利用料金が安くなる理由のひとつです。格安SIMの実店舗のデメリットを理解して、可能であればネット契約ができるといいですね。

店舗では混雑することを覚悟しましょう

実店舗へは「どうしても自分で解決できないことや作業できないことがあったら行く」というスタンスのほうがベターです。

大手キャリアの店舗で長時間待ったという経験がある人も多いですよね。格安SIMは店舗数が少なく、また格安SIMに興味のある人がとても多いため、非常に混雑します。

店舗によって異なりますが、比較的平日の午前中の待ち時間が短いようです。

実店舗では受けられないキャンペーンもある!

格安SIMの利用料金が安いのは、実店舗をできるだけ構えずに人件費やテナント料などを抑えているということも理由のひとつ。

実店舗を構えない分そのコストを還元できるので、インターネット契約限定のお得なキャンペーンを行うことも多いです。

ネットで契約するほうがお得なときがあるんだね!覚えておこっと。
キャンペーン内容は格安SIMによっていろいろあるんだ!候補の格安SIMのサイトなどを見比べてみるといいよ。

店舗契約の際に必要なもの

格安SIMの実店舗のメリットやデメリットをご紹介しました。ネットで契約したほうが「メリットが多そうだけど、やっぱり不安だから実店舗で契約したい」という人もいますよね。

ここでは実店舗で契約する際に必要なものを確認しましょう。

契約時に必要なもの
  • 身分証明書(免許証や保険証など)
  • 本人名義のクレジットカード
  • メールアドレス
  • 格安SIM端末(持っていれば)
  • MNP予約番号(MNP乗り換えをする場合)
※ただし上記のものが必要でないMVNOもあります。

実は大手キャリアは銀行引き落としやコンビニでの支払いなどが利用できますが、格安SIMはほとんどの場合がクレジットカードでの対応となります。

クレジットカードを持っていない人でも、会社によってはデビットカード等が使用できることもありますので確認してみましょう。

また端末によってSIMカードのサイズが違います。契約するスマホを既に持っている場合は持参しましょう。

MNP乗り換えをする場合、対応してくれる店舗やカウンターもありますが、自分で確認しておいたほうが安心ですよ。MNP予約番号は元々契約していたキャリアで発行してもらうこともできますが、インターネットや電話で簡単に問い合わせることも可能です。
MNP予約番号の有効期限は、発行から15日だから注意してね!

スマホ端末が故障!しかし店舗では対応できません

大手キャリアの場合、故障したら店舗へ持ち込んで直してもらいますよね。

格安SIMの店舗は基本的に契約の窓口なので、修理などのアフターケアはしてくれません。

ただし格安SIMによっては有料の保障プランを設けているところもあります。ほとんどのところが月額400円前後で、落下による破損や水濡れなどもカバーしてくれるようです。ただし修理や交換時に自己負担金が必要な場合もあります。

もしもの場合のために保障プランに入るというのもいいですが、スマホ端末を低価格で手に入れることも可能です。壊れたら新しいスマホに買い替えるのもひとつの手段です。

SIMフリーの新品端末には1年のメーカー保証がついていることがほとんどですが、メーカー保証は自然故障の場合のみの対応です。自然故障の場合はメーカーに問い合わせます。

白ロム(中古)の故障は中古販売店で買った場合、その中古販売店の保証が受けられることもありますが、3カ月前後ということが多いようです。ネットオークションなどの場合は保証はついていないこともあります。

えー!壊れても直してもらえないの!?
そうなんだ。ただし、保障プランに入っていたり格安SIMとスマホをセットで購入した場合は、その販売店で対応してもらえるよ。

自分でできそうならばネット契約するのが手軽でお得!

MVNOは安い料金でスマホを利用できるのが最大の魅力。

できるだけ初期費用を抑えたいのであれば、インターネット環境をフル活用して自分で契約することをオススメします。

ネット契約は自宅でできるので待ち時間もなく好きなタイミングで契約することができ、ネット契約ならではのお得なキャンペーンもあります。

とはいえなんだか難しそうなネット契約ですが、実は意外に簡単。各MVNOのサイトでも詳しく手順が記されていますので、そのまま進めていくだけです。

そして各MVNOには専用電話やチャットなどの問い合わせサポートがあります。もしもわからないことがあっても、オペレーターさんがしっかり対応してくれるので心配ありません。

※記載されている内容は2017年3月現在のものです。